知っておきたい!よく聞く介護・医療用語「さ~す」一覧

介護の現場で働いていると、医療的な専門用語が飛び交うシーンも多々あります。日々変化する介護現場では、新しい用語に遭遇することもあるでしょう。しかし、よく使われる介護・医療用語だけでも身につけて現場に立てば、仕事の効率もアップしますよね。ここでは、介護関連の仕事でよく使われる医療用語を紹介。今回は「さ~す」の介護・医療用語を一覧にしています。略語などもあわせて紹介し、現場でも使いやすいようまとめました。

「さ~す」>「さ」から始まる介護・医療用語

ここでは、「さ」から始まる介護・医療用語を解説していきましょう。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

バリアフリー対応の賃貸住宅。自立~軽度の要介護者を受け入れる施設です。常駐するソーシャルワーカー(生活相談員)による安否確認や生活相談のサービスなどを受けることができます。

座位(ざい)

上半身をほぼ90度に起こして座った姿勢のこと。

座位の種類(ざいのしゅるい)

①座位(ざい):上半身を起こした状態
②椅座位(いざい):椅子や車いすに座ったときの姿勢。
③長座位(ちょうざい):足を伸ばした状態で座った状態。
④端坐位(たんざい):ベッドの端などに座った状態。
⑤起座位(きざい):テーブルなどに載せた枕やクッションを抱えるような、前かがみの姿勢。

在宅介護(ざいたくかいご)

障がいや疾病のため自立生活を行うことができない方に対し、自宅で安心した生活を送れるよう提供される介護サービスのこと。

在宅介護支援センター(ざいたくかいごしえんせんたー)

在宅介護を行っている家族が、介護相談をしたり必要な福祉サービスを受けられるよう調整を行ったりする施設。病院や特別養護老人ホーム、老人福祉施設などに併設。介護福祉士や看護師などが常駐しています。

作業療法士(OT)

身体障がい者や知的障がい者に対し、応用的動作能力、または社会的適応能力の回復をはかる専門職のこと。日常生活動作や手芸、工作などの作業を通じて訓練、指導を行います。

サマリー

要約のこと。入院中の患者さんや要介護者などの様子や、検査結果をまとめたものを指します。

残存能力(ざんぞんのうりょく)

障がいを持っている方が、残された機能を使って発揮できる能力のこと。

「さ~す」>「し」から始まる介護・医療用語

ここでは、「し」から始まる介護・医療用語を解説していきましょう。

思考障害(しこうしょうがい)

考える力や、理解する力が低下すること。

失禁(しっきん)

意識障害や麻痺、老化などにより、尿意や便意を自力で抑制できなくなり、意志とは無関係に排尿、排便を行うこと。

社会的入院(しゃかいてきにゅういん)

医学的には入院を必要としていない状態で、家庭的な事情や引き取り拒否などにより病院に入院し続けることを指します。

シャント

血液が、本来通る血管とは別のルートを流れる状態のこと。また、血液透析を行う際に充分な血液量を確保できるよう、体内または体外で動脈と静脈をつなぎ合わせた血管のことを指します。

住宅型有料老人ホーム(じゅうたくがたゆうりょうろうじんほーむ)

有料老人ホームのひとつで、介護保険の適用は、状況やケースによります。入居は比較的しやすい施設ですが、費用が高い場合が多いです。

初任者研修(しょにんしゃけんしゅう)

訪問介護または施設で介護の仕事に就く方が対象の研修のこと。

主任介護支援専門員(しゅにんかいごしえんせんもんいん)

ケアマネジャーの資質や、専門性の向上を目的とした資格のこと。

実務者研修(じつむしゃけんしゅう)

初任者研修の上位資格のこと。初任者研修、実務者研修ともに、履歴書に記入することができます。

ジェネリック医薬品(じぇねりっくいやくひん)

開発元の製薬会社が製造した新薬(先発医薬品)の物質(成分)特許の切れた後、新薬と品質や効き目、安全性が同等であると厚生労働省が承認し、製造、販売される医薬品のこと。

GE(ジーイー)

浣腸のこと。

小規模多機能型居宅介護(しょうきぼたきのうがたきょたくかいご)

利用者さんのニーズに応じ、通所(デイサービス)を中心に短期間の宿泊(ショートステイ)や自宅への訪問などを組み合わせる介護サービスの拠点のこと。

褥瘡(じょくそう)

長期間寝たきりでいることで起こる、圧迫壊疽のこと。一般的には、床ずれと呼ばれます。特定の場所に体重がかかり続けることでその部分の血流が悪くなり、細胞が死んで腐敗することを指します。

振戦(しんせん)

震えの一種。身体の一部または全身に、本人の意志とは無関係に起こります。遺伝的な要素やストレスが原因とも言われていますが、まだ正確なことは解明されていません。

「さ~す」>「す」から始まる介護・医療用語

ここでは、「す」から始まる介護・医療用語を解説していきましょう。

スーパーバイザー(SV)

管理者、監督者のこと。介護の現場では、職員のスキルアップ、労働環境の改善を目的とした指導や教育を行う人を指します。職員一人ひとりの“気づき”を開花させるため、専門的な能力が必要です。

ステート

聴診器のこと。

ステルベン

死亡すること。ドイツ語「sterben」を語源としています。

ステる

死亡することを意味します。

ステロイド

副腎皮質ホルモンの作用を応用した医薬品。抗炎症作用や免疫抑制作用を持っており、さまざまな疾患の治療に使われます。塗り薬、内服薬、注射薬など、薬のタイプも豊富です。

ステント

血管や気管支などの狭くなった部分を広げ、固定するために使う器具のこと。血管がまた狭くならないように支える役割を持ちます。

ストーマ

ギリシャ語で、口という意味。お腹の外に出して作った人工肛門や人口膀胱のことです。

スピーチロック

言葉によって拘束、抑制すること。主に利用者さんに対する言葉遣いに関するリテラシーのことを指します。

スポット訪問

ひとり暮らしをしている高齢者の安否確認や食事介助などのサービスを、短時間の訪問で行うこと。

よく使われる介護・医療用語を覚えて仕事に活かそう

今回は、介護の現場でよく使われる介護・医療用語から「さ~す」を一覧にして紹介しました。育休・産休などでブランクがある方や、これまでとは異なる介護施設などで働く前など、用語を確認したい際にぜひ活用してください。後輩指導の立場などに立ったときに、改めて意味をチェックする際にもおすすめです。

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