【介護レク】おすすめ動画13選!これでもう悩まない!

レクリエーションについて学ぼうとしたものの、本では実際のレクリエーションの様子がイメージしづらい…。そんな介護スタッフの方には、動画での情報収集がおすすめです。今回は、動画投稿サイトYouTubeに投稿された介護レク動画のなかから、おすすめの13本を紹介します。動画の良いところは、レクリエーションの手順がわかりやすいこと。動画によっては、高齢者の方が楽しむ様子も見られます。レクリエーションの知識を深めたい方はぜひ参考にしてください。

座ったまま気軽に楽しめる「もしもしかめよの歌体操

中四国を中心に介護サービスを展開する株式会社L.S.I.の公式チャンネル「L.S.I. official channel」では、歌体操の動画を配信中。歌体操とは、歌いながら曲に合わせて手足を動かすレクリエーションの一種。楽しみながら身体と脳を鍛えられます。こちらの「もしもしかめよ」の歌体操は、椅子に座りながらできるので、幅広い利用者さんに楽しんでいただけるでしょう。

準備も遊び方もシンプル「紙コップモグラたたき」

次に紹介するのは、チャンネル登録者数3万人越え「介護エンターテイメント脳トレ介護予防研究所」の「紙コップモグラたたき」。レクリエーションの準備のポイントから遊び方まで、約4分の動画にまとまっています。モグラたたきは準備が簡単なうえに、手と脳の活性化が期待できるのだとか。ルールが簡単なのも良いところです。

実際の利用者さんの反応が参考になる!「ボール叩き」

続いてご紹介するのは、チャンネル登録者数約2万人「てつまるチャンネル」の「ボール叩きレクリエーション」。柔道整復師の資格を持つ、てつまるさんは、高齢者専門の運動指導者として活躍中です。こちらの動画の特徴は、実際に高齢者の方がレクリエーションを楽しむ様子が動画にまとまっていること。笑いが絶えない様子を見ていると、きっとご自身の介護施設でも実践したくなること間違いなしです。

利用者さんへの声掛けや進行のテクニックも学べる「紙コップ、棒叩きを使ったレク」

続いても「てつまるチャンネル」から「棒と紙コップを使ったレクリエーション」をご紹介。集団レクリエーションでありながら、適度な距離を保ったまま行える点が、今の時代に合っていますね。こちらの動画も、実際にてつまるさんと高齢者の皆さんが、レクリエーションを行う様子を収録したもの。介護スタッフのなかには、レクリエーションの内容は理解しているけれど、いざ介護現場で取り入れると、利用者さんへの声掛けや盛り上げ方に悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。この動画からは、レクリエーションの導入や進行、難易度の調節の仕方など、高齢者さんへの対応を学べますよ。

若手介護スタッフ必見!「椅子に座って踊る炭坑節」

若手介護スタッフに多い悩みのひとつが、レクリエーションで使用する昭和以前の歌謡曲や民謡に、あまりなじみがないことではないでしょうか?そんなときは、動画で学ぶのがおすすめです。愛知県のリハビリ特化型デイサービス「ゆずの花」のYouTubeチャンネルでは「椅子に座って踊る炭坑節」の動画を配信中。高齢者の方になじみ深い炭坑節の歌体操は、利用者さんに積極的に楽しんでもらえるでしょう。また、相手の興味関心を理解することは、信頼関係の構築につながります。「この曲、よく知っていたね!」とコミュニケーションのきっかけにもなるはず。

元気なメロディに利用者さんの心もはずむ「三百六十五歩のマーチの介護体操」

埼玉県の「老人デイサービスセンター みちみち」のYouTubeチャンネルでは、普段レクリエーションで行っているオリジナルの介護体操の動画を配信。「三百六十五歩のマーチ」に合わせた体操は、立ったまま踊るバージョンと椅子に座ったまま踊るバージョンの両方があるため、利用者さんの身体状況に合わせて使い分けることが可能です。足踏み、手足の曲げ伸ばしなど、シンプルな動きでその場にいながら身体全体をほぐせます。マーチのテンポなので、速すぎず遅すぎないのもおすすめポイントです。

金メダル級の楽しさ!「ペットボトルカーリング」

レクリエーションの題材を決めるときはいくつかのポイントがありますが、そのとき話題に上がっているスポーツを取り入れてみるのはいかがでしょう。レクリエーションがより盛り上がりますよ。例えばオリンピックや世界選手権などが開催されるたびに注目されるカーリング。こちらの動画で紹介しているのは、ペットボトルのふたを使ったカーリングゲームです。準備からレクリエーションを行うまでの様子を真上から撮影しているため、実際の雰囲気をイメージしやすいでしょう。「こはるレクch」では、ほかにも子供から高齢者まで楽しめるレクリエーションのアイデアを配信中です。

関西弁のアップテンポなやり取りが興味を引く「双子介護士が実際やってみたシリーズ」

続いては、大阪府で介護・看護サービスや、福祉用具のレンタルを行う株式会社ニュービレッジによる「ええ顔チャンネル」から。テンポの良い関西弁の掛け合いから、おすすめのレクリエーションについてわかりやすく学べます。こちらの動画で紹介するのは、同社が運営するTikTokチャンネルで特に反響が大きかった2種類のレクリエーションです。2人の介護スタッフがレクリエーションを楽しみつつ、ポイントを解説。ペットボトルや割り箸、ティッシュなど、シンプルな素材で、利用者さんの「ええ顔」を引き出します

豊富なアイデアを1本に凝縮「おすすめレクリエーション10選」

チャンネル登録者数約7万人「ケアきょう」では、人気レクリエーションのまとめ動画を配信しています。こちらの約9分の動画は、動画1本で10種類のレクリエーションを紹介。少ない時間でたくさんのレクリエーションのアイデアを知りたい方におすすめです。準備するものや、レクリエーションの内容がわかりやすくまとめられています。

1曲だけでも良し、組み合わせても良し「歌体操まとめ」

レクリエーションの定番、歌体操。「青空体育の介護予防クラブ」チャンネルでは、椅子に座ったままできるものを5つまとめて紹介しています。どれかひとつを取り入れても、1曲が短いため組み合わせて続けて行うのも良いでしょう。メインの歌体操だけでなく、準備体操や、体操終わりのクールダウンも紹介されているので、介護現場で取り入れやすいですよ。

野球好きにも!シンプルルールで盛り上がる「風船野球ゲーム」

現役の理学療法士が提供する「陽気な課長のレクリエーション」チャンネルには、身近な材料で簡単に楽しめるゲーム系レクリエーションのアイデアがたくさん!その中でも、風船と発泡スチロールの棒を野球ボールとバットに見立てて遊ぶ「風船野球ゲーム」は多くの介護スタッフから人気の動画です。ルールは風船を飛ばして、遠くの箱に入れるだけ。箱をいくつか用意して得点制にすれば、大勢で盛り上がれること間違いなしです。昔、野球をしていた方やスポーツが好きな方にもきっと喜ばれるはず。座ったままでもボールが打てるので、足腰が不自由な方でも思いっきり楽しめます

座ったままできる「ストレッチ・脳トレ・有酸素運動・健康体操30分コース」

登録者2万人を超える「アイデアわくわくリハビリ」は、長崎県のデイサービスで働く現役作業療法士によるチャンネル。動画投稿主は地元で体操教室講師も務めており、その経験を活かして高齢者でも楽しめる体操動画も多数発信しています。こちらの「ストレッチ・脳トレ・有酸素運動・健康体操30分コース」は、30分間でしっかり体と頭をほぐせる体操レクチャー動画です。一つひとつの動作はとても簡単で、座ったままできるので、要介護の方にもおすすめ。動画では動作だけでなく、どの筋肉に効くのか、どんな効果が期待できるのかまで、分かりやすく丁寧に解説されています。このチャンネルでは体操動画以外に、新聞紙や紙コップを使った楽しいレクリエーションも紹介されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

事前準備なし!楽しく頭の体操ができる「【脳トレ】ことわざクイズ」

日々の仕事に追われてレクリエーションの事前準備まで手が回らない…というのは、多くの介護スタッフが抱える悩み。そんなときは、「おっちょこケアマネtoハッピーレクリエーション」で紹介されている動画を活用してみてはいかがでしょう。このチャンネルは、現役ケアマネジャーが“準備なし!動画を付けるだけで楽しめる、介護レク”をモットーに、歌やクイズ、体操の動画を発信しています。介護スタッフはレクリエーションの時間になったら動画を流すだけでOK。利用者さんは画面を見ながら、クイズや歌などを楽しむことができます。こちらの「【脳トレ】ことわざクイズ」も、有名なことわざからクイズが出題されており、脳トレや認知症予防にもなる内容です。

レク動画を活用して、レクリエーションを充実させよう!

介護現場で役に立つ、おすすめのレクリエーション動画13選をご紹介しました。レクリエーションの内容や準備するアイテムだけでなく、介護スタッフの声のトーン、進行のペースまでわかるのは、動画ならではのメリットです。ご自身に必要な知識を取り入れて、利用者さんの笑顔を引き出しましょう!

この記事をシェアする