介護職のキャリアアップ方法は?収入や経験につなげる3つのポイント

介護職は、未経験からチャレンジでき、資格を取得することでキャリアアップを図れる業種です。そのため「給与を上げたい」「スキルアップしたい」というときには、キャリアアップと一緒に検討していくと良いでしょう。そこでこの記事では、介護職の主なキャリアアップ方法やそのポイントについて解説していきます。キャリアアップをしたい介護職の方は、ぜひご覧ください。

介護職のキャリアアップとは?

キャリアアップとは、専門的な知識やスキルを身に付け、自身の能力を向上させていくことを指します。代表的なイメージでは、職場で管理職などの役職を目指したり、資格を取得したりといったことが挙げられるでしょう。介護職であれば、経験を積んで介護福祉士の資格を取得したり、ケアマネジャーを目指したりといったキャリアアップが考えられます。

介護職の主なキャリアアップ方法

介護職の主なキャリアアップ方法は、次のとおりです。

【未経験から介護職になる場合】

  1. 介護職員初任者研修
  2. 介護福祉士実務者研修
  3. 介護福祉士

未経験から介護職になる方は、まず介護全般の知識が学べる「介護職員初任者研修」を受講しましょう。この資格は、介護職のキャリアの始まりといえるものです。すでに取得されている方は、より幅広い介護分野の知識やスキルが習得できる「介護福祉士実務者研修」を受講していきます。この研修を修了し、3年以上の実務経験を積めば国家資格の「介護福祉士」を目指すことも可能です。さらに、介護職の経験を積むと次のようなキャリアアップを視野に入れることもできます。

【経験を積んだ介護職の場合】

  • ケアマネジャー(介護支援専門員)
  • 介護施設の管理者や施設長
  • 生活相談員
  • 独立・開業して介護施設などを運営

このようなキャリアの広がりが考えられるため、ご自身に合った方向性を選ぶと良いでしょう。

収入や経験につなげる!介護職のキャリアアップ3つのポイント

ここからは、介護職のキャリアアップのポイントについて見ていきましょう。

勤務先の資格・役職手当を確認する

介護職としてキャリアアップを目指すメリットの1つは、収入が増えることです。資格や役職の有無で、給与は次のように変化します。

【資格取得による平均給与の変化】

職種平均給与(月給・常勤の場合)
保有資格なし271,260円
介護職員初任者研修300,510円
介護福祉士実務者研修307,330円
介護福祉士328,720円
ケアマネジャー(介護支援専門員)362,290円
社会福祉士363,480円

出典:厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」

【役職による平均給与の変化】

役職の有無平均給与(月給・常勤の場合)
管理職でない介護職員308,930円
管理職(※)の介護職員344,470円

※管理職とは、主任やリーダー、サブリーダーなどの職場のまとめ役の職位。または訪問介護における、サービス提供責任者のこと。


出典 :厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」

このように、資格や役職の有無で平均給与は異なります。そのため、勤務先で資格や役職に手当はつくのかなどを確かめておくと、収入につながるキャリアアップが図れるでしょう。

スキルアップを目指して新しい職種にチャレンジする

介護職としてさらなるスキルを身に付けたいときには、新しい職種にチャレンジするのもキャリアアップとなるでしょう。例えば、すでにケアマネジャーとして働いている方ならば、病院や学校などでも勤務可能な「社会福祉士」を目指す選択肢も考えられます。また、介護職の中でもより高い水準の介護が求められる「超強化型介護老人保健施設」での勤務を選べば、さらなるスキルアップが可能です。経験につながるキャリアアップを目指したい方は、職種や職場環境に目を向けて見ると良いでしょう

各種研修制度を利用する

徐々にステップアップしていくようなキャリアプランを希望する方は、今あるスキルを底上げするような研修制度を利用するのも良いでしょう。例えば、介護福祉士として2年ほど実務経験を積んだ方が対象となる「介護福祉士ファーストステップ研修」もその1つです。この研修を受講すると、小規模な介護職チームのリーダーとなる力が身に付きます。このように、1歩ずつ前進できるような制度を利用して、キャリアアップを図るのも良いでしょう。

介護職としてキャリアアップにチャレンジしてみよう!

介護職は、資格や役職の有無によって給与にも違いが現れます。そのため、経験を重ねる中でキャリアアップを図ることは、有効な手段といえるでしょう。ぜひこの記事も参考に、ご自身に合ったキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。

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