【介護施設の夏祭り企画】衛生管理・リスク管理への配慮が成功のカギ!

介護施設で行う納涼祭などの夏祭りイベント。祭りと言えば屋台のイメージがあるため、手作りの食べ物を提供したいと考える介護スタッフも多いのではないでしょうか。この記事では、介護施設でする夏祭りの企画書を作成する際に押さえておきたい衛生管理とリスク管理について詳しくご紹介しました。どのようなポイントに注意すべきか分かりやすくまとめています。利用者さんに安心・安全に参加してもらえる夏祭りを企画したい介護スタッフの方は、ぜひ参考にしてください。

介護施設の夏祭り企画は衛生管理とリスク管理が大切

デイサービスや老人ホームといった介護施設で開催される夏祭り企画は、利用者さんにとって、年に1度の楽しみと言っても過言ではないかもしれません。そんな夏祭りを盛り上げる出し物で欠かせないのがゲームや屋台。とくに食べ物を提供する屋台は、利用者さんをワクワクさせることでしょう。
しかし、食べ物を提供する屋台は衛生管理が重要です。夏場に開催されるイベント企画のため、気温による食材の傷みやすさに注意すること。さらに、要介護状態の利用者さんが参加する企画なので、喉に詰まらないよう食べやすさにも配慮する必要があります。では、具体的にどのような対策を取るべきか、次項で確認していきましょう。

注意点①屋台メニューの衛生管理は徹底的に

介護施設の夏祭りの屋台で食品を提供するときは、企画段階で基本的な衛生管理が徹底できるようにしましょう。企画時から衛生管理に配慮しておけば、事前準備がしっかりできるので安心です。

手洗い、消毒は念入りに

衛生管理の基本となる手洗い、消毒はこまめに行いましょう。髪の毛や顔は無意識に触れやすいため、とくに注意が必要。手を媒介した食中毒を防ぐためにも、調理前だけでなく、作業中も適宜手洗いや消毒を心掛けることが大切です。
また、使用する調理器具の消毒も忘れないようにしましょう。

食品の保管場所に注意する

夏場に行うイベントのため、食品が傷まないよう保管場所にも注意してください。介護施設で行う夏祭りの場合、企画段階で傷みにくいメニューを考えておくのも良いでしょう。冷蔵保存が必要な食材がある場合は、むやみに常温で保管しないといった配慮が大切です。

加熱は十分に行う

多くのウイルスや細菌は加熱することで死滅します。したがって、加熱が必要なメニューはしっかりと火を通しましょう。肉の場合は、中心部を75℃以上で1分間は加熱することを目安に調理してください。

食べ残しを持ち帰らないように声かけする

利用者さんの中には、食べ残しを持って帰ろうとする方がいるかもしれませんが、原則禁止しておくと安心です。その場で食べきることを介護スタッフだけでなく、参加者にも事前に説明しておくことをおすすめします。

注意点②高齢な利用者さんへも配慮する

中には噛み切る力や飲み込む力が低下している方もいます。介護施設で夏祭りを企画する際は、高齢者でも食べやすいメニューを考えて提供しましょう。

利用者さんが食べやすい大きさ、形状にする

提供するメニューは、通常のものより小さめ、量も少なめにすると良いでしょう。さらに口運びも簡単な食べやすいメニューにすると喜ばれます。小さめに作るベビーカステラやたこ焼きなどがおすすめです。

誤嚥、嚥下障害に注意する

高齢者の方は誤嚥や嚥下障害をおこしやすいという特徴があります。提供するメニューは喉を詰まらせないよう、噛みやすいものにアレンジすると良いでしょう。たこ焼きなら、たこはみじん切りにして入れるなど工夫が重要です。

利用者さんが熱源に触れないよう注意する

加熱をするメニューの場合、利用者さんが熱源に触れて怪我をしないよう安全面への配慮が大切です。さらに火を使う屋台の場合は、事前に消防署への届け出が必要となっています。イベント当日は利用者さんの安全面を確保するために介護スタッフ以外の職員にも協力を得るなど、企画段階から万全に準備しておきましょう。

万全な衛生管理・リスク管理で楽しい夏祭りを!

介護施設での夏祭りは、多くの利用者さんに喜ばれること間違いなしの企画です。普段行うレクリエーションとは違い規模の大きなイベントのため、上司や施設の責任者と相談しながら企画書を作成すると良いでしょう。ご紹介した衛生管理とリスク管理を踏まえて、安心・安全な夏祭りの企画を目指してくださいね。

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