【8月】介護施設のおすすめ壁画制作10選!人気の夏モチーフ大特集

介護施設では、季節を感じられる壁画制作が行われていますが、8月と言えば夏本番!暑い季節の花火や夏祭りなど楽しいイベントも盛りだくさんですが、壁画制作のモチーフに悩む介護スタッフも少なくないはず。そこで今回は、8月におすすめ壁画制作の作品モチーフ例をピックアップしました。壁画飾りをするメリットや作り方のポイントと共に紹介するので、ぜひ参考にしてください。

デイサービスで壁画飾りをするメリットは?

デイサービスで壁画飾りをするメリットは3つあります。どのようなメリットがあるのか1つずつ見ていきましょう。

指先を動かすのでリハビリになる

壁画飾りは、指先を動かしながら作業をするため、高齢者の指先のリハビリとしても最適です。指先を使うことで、脳が刺激でき、認知能力低下の予防としての効果も期待できるでしょう。

壁画飾りの制作では、ハサミやノリなどを使用して指先を使い、紙を切ったり、貼ったりする作業があります。また、道具を使用する他にも、手を使って紙を破る・折るなどさまざまな指先の使い方ができるのが魅力です。

レクリエーションとして楽しめる

壁画飾りは、介護施設でレクリエーションとして取り入れられています。介護スタッフの他にも、利用者さん同士で話し合いながら壁画飾りを制作するため、楽しみながら取り組めるのも魅力です。

高齢者の身体への負担も少なく、作品を完成させる達成感も味わえます

作品を飾ることで介護施設が明るくなる

色とりどりの紙を使った鮮やかな壁画作品を飾れば、落ち着いた雰囲気の介護施設内も、一気に華やかで明るくなります。

壁画飾りは、何を表現しているのか一目見てすぐにわかるので、目からの刺激にもなり、高齢者の脳の活性化にも繋がるでしょう。

壁画飾りの作り方のポイントは?

次に、壁画飾りの作り方のポイントについて見ていきましょう。ポイントを2つ紹介します。

季節に合ったものを作る

高齢者は認知能力が低下しやすく、現在の日付や季節がわからなくなっていく場合もあります。そのため、季節に合ったモチーフにすることで、季節の変化を意識することができるでしょう。

自らの手で季節のモチーフの壁画飾りを制作することで、より季節を感じられます。壁画飾りを見ながら、利用者さん同士の会話も盛り上がることでしょう。

簡単でわかりやすいものを作る

壁画飾りを作る際は、簡単でわかりやすいものを作るのがおすすめです。複雑なものだと制作が進まない場合もありますし、派手過ぎるモチーフにしてしまうと、目が疲れてしまう可能性もあります。

高齢者でも無理なく作れて、誰が見てもすぐに季節がわかるものがよいです。色は、何色も使用すると複雑化してしまうので、部分ごとに単色で表現できるように工夫しましょう。

8月におすすめの壁画飾り10選

ここからは、8月におすすめの壁画飾り作品を10選紹介します。花火やひまわりなど夏の人気モチーフは、どれも比較的簡単に作れて、高齢の利用者さんでもチャレンジしやすいものばかりです。ぜひ、8月の壁画飾りの参考にしてみてください。

花火モチーフ

花火と言えば、夏の風物詩ですよね。華やかで迫力のある花火は、シンプルに色紙で表現してもよいですし、画用紙を重ねて立体感を演出するのもおすすめです。

より花火感を演出するためには、花火部分は赤や黄などのビビッドカラーにし、背景は花火が映える夜空のような黒を選びましょう。花火は、光沢感のある紙を選んでもキレイですよ。

ひまわりモチーフ

夏をイメージできるひまわりは、8月の壁画飾りにおすすめのモチーフ。ひまわりの花は黄色で、とっても華やかなので、飾るだけでパッと介護施設が明るくなるでしょう。

黄色で花の部分、茶色で種の部分、緑で葉の部分を作れば、3色の色紙で簡単に制作できます。シンプルに同じ大きさではなく、大小のサイズが異なるひまわりを複数作って飾れば、壁面がより明るく元気な印象になるでしょう。

金魚モチーフ

夏祭りに欠かせない金魚すくいでは、金魚が主役。夏の季語としても使用される金魚は、8月の壁画飾りにピッタリなモチーフです。金魚モチーフで壁画飾りを制作する際は、背景に水色を使用して、水槽の涼しげな雰囲気を演出するのがおすすめ。

金魚は、金魚すくいで定番の、赤や黒で制作するとより本格的な作品が作れますよ。色紙をカットして作ってもよいですが、折り紙で金魚を折ると立体感のある作品に仕上がります。

風鈴モチーフ

風鈴の音を聞くと、夏が来たと感じる方も多いはず。最近では、軒先に風鈴を吊している家庭は減ってきているかもしれませんが、高齢の利用者さんからすると懐かしく、親しみのあるモチーフです。

壁画飾りを作る際は、風鈴本体の部分に和柄を使用すると、より風情のある作品に仕上がります。無料でダウンロードできる型紙も提供されているサイトもあるので、ぜひチェックしてみてください。

浴衣モチーフ

特に、女性が夏祭りに参加する際は、日本の伝統的な文化でもある浴衣を着て行く方も多いですよね。浴衣の柄はさまざまですが、昔から愛されている古典柄や定番人気の花柄などで制作するのがおすすめです。

古典柄や花柄の折り紙を使い、浴衣の形に折ると完成です。浴衣のカラーが落ち着いた色柄の場合は、帯の色にピンクや黄色など、明るめのカラーを選んで華やかさをアップさせるとよいでしょう。

ハスの花モチーフ

水辺を彩る水性植物のハスの花は、夏が見頃。仏教の世界では、極楽浄土に咲く花とも言われ、観賞用としても人気の高い花です。

ハスの花を制作する場合は、花の部分を1枚の折り紙で折ることも可能ですし、複数枚の折り紙を使用して立体的な作品を作ることもできます。折るのが難しい場合は、画用紙に絵を書いて切り抜くのもおすすめの方法です。

かき氷モチーフ

暑い夏に食べたくなるかき氷は、夏の定番ひんやりスイーツ。シルエットがシンプルで作りやすいうえに、シロップの色が鮮やかで映えるので、8月の壁画モチーフに最適です。

王道のいちごシロップの赤色、レモンの黄色、ブルーハワイの青色など、利用者さんの好みに合わせて制作してもよいですね。折り紙で折ったり、切ったりして簡単に制作できます

スイカモチーフ

夏といえばスイカを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。海で行うスイカ割りや、川の水で冷やすスイカ、みずみずしい果肉にかぶりついて食べるスイカ。どれも想像するだけで、涼しい気分になれますよね。そんなスイカのモチーフは、画用紙や折り紙で簡単に作れます。
平面のスイカモチーフは少ない工程で作れ、立体的なものは手の込んだ作品になります。
それぞれの利用者さんに合った制作方法を選んでみてください。切っていない丸くて緑のスイカも、切って三角で赤と緑のスイカも、どちらも魅力的ですよ。できたスイカの作品を、糸で繋げてガーランドにするのもおすすめです。

ちょうちんモチーフ

夏祭りでもよく見かけるちょうちん。ちょうちんを見ると、盆踊りや賑やかな光景を思い浮かべて、なんだかワクワクするという方も多いでしょう。できた作品を普段のお部屋に飾るのもよいですし、七夕など夏のイベントを開催するときの飾り付けとして使用するのもおすすめです。
平面のちょうちんモチーフは、画用紙や折り紙だけで作れます。トイレットペーパーの芯を使えば立体的なちょうちんも作成可能です。できたちょうちんに絵を描いたりシールを貼ったりすれば、利用者さんの個性があらわれて楽しいでしょう。

ホタルモチーフ

子供の頃にホタルを見た経験がある利用者さんは少なくないのではないでしょうか。ホタルのモチーフを作ることで、昔のことを思い出すきっかけになるかもしれません。立体的なホタルは、折り紙で頭や体、光っている部分などのパーツを組み合わせると簡単に作れます。細かいパーツの作成が難しい方がおられる場合は、あらかじめ介護スタッフが作って用意しておくとよいかもしれません。
飾り付ける際は、折り紙のホタルや葉っぱなどを大きな模造紙に貼っていきます。このままでもよいですが、小さな電球を使ったアレンジもおすすめ。ホタルをすべて貼ったら、ホタルのおしり部分の模造紙に釘などを使って穴を開けましょう。開けた穴の部分に模造紙の裏側から電球を差し込み、貼りつけていきます。すると、まるで本物のホタルようにピカっと光る飾りができあがるので、ぜひ試してみてください。部屋を暗くすると、幻想的な世界が広がることでしょう。

8月の壁画飾りで夏らしさを満喫しよう

壁画飾りは、指先のリハビリやレクリエーションとして楽しめるだけでなく、介護施設の雰囲気を明るく演出してくれます。季節に合ったモチーフで簡単に作れるものなら、利用者さんはもちろん、介護スタッフも季節を感じ、一緒に楽しみながら制作できるはず。制作を通して、よりよい関係を築くことができるでしょう。今回は、8月の壁画飾りにおすすめの作品例を紹介したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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