【座ってできる運動会】車椅子の利用者さんも楽しめるプログラム5選

スポーツの日がある10月前後に、運動会を企画しようと考えている介護施設は多いのではないでしょうか。身体機能の維持や認知症の予防など、運動会は利用者さんに良い影響をもたらします。とはいえ、中には車椅子のため思うように体を動かせない方もいるでしょう。そこでこの記事では、車椅子の利用者さんも楽しめる運動会のプログラムを紹介していきます。運動会の種目作りに迷っている介護職の方はぜひご覧ください。

【運動】チーム戦で盛り上がる!「ピンポン玉ゴルフ」

ピンポン玉ゴルフは、床に置いた紙コップにピンポン玉を投げ入れるゲームです。主に手や指を使う競技のため、車椅子の方でも無理なくチャレンジできます。参加人数によっては個人戦で競い合うこともできますが、運動会の種目にするならチーム戦がおすすめです。

<ピンポン玉ゴルフのやり方>

■準備するもの

・ピンポン玉

・紙コップ

■事前準備

1.紙コップに点数を書いておく

2.投げる位置を決め、近い場所から遠い場所まで紙コップを設置する。遠いほうが高得点となるような点数配置

■やり方

1.制限時間を決め、ピンポン玉を紙コップに投げ入れていく

2.時間が来たら、合計点数を集計

3.合計点数が高い方の勝利

【運動】座っていても十分楽しめる「スリッパ飛ばしチャレンジ」

スリッパ飛ばしチェレンジは、床に置かれたペットボトルを、足で飛ばしたスリッパで倒していくゲームです。片足を少し動かすだけでもスリッパは飛んでいくため、座ったままでも十分楽しめます。足の筋力低下を防ぐ、リハビリテーションの一環としてもぴったりな種目でしょう。

<スリッパ飛ばしチャレンジ>

■準備するもの

・スリッパ

・ペットボトル

・水や砂などの重りになるもの

■事前準備

1.ペットボトルを何本か床に置き、スリッパを飛ばす位置を決める

2.難易度を調整する場合は、ペットボトルに重りになるものを入れておく。重くすると倒れにくくなるため、身体機能などに応じて調整する

■やり方

1.利用者さんには片足にスリッパを履いてもらう

2.合図をしたら、スリッパを飛ばしてもらう

3.倒れた本数が多い方の勝利

【知力】この野菜は何グラム?「野菜重さ当て」

介護施設で行う運動会では、必ずしも運動に重きを置く必要はありません。そのため、ちょっとした脳トレのような種目を取り入れるのも良いでしょう。野菜重さ当ては、日頃見慣れた野菜を重さ順に並べてもらうゲームです。野菜を見たり触れたりすることで、五感を刺激しながら、重さ順に並べていきましょう。

<野菜重さ当てのやり方>

■準備するもの

・何種類かの野菜(じゃがいも、人参、さつまいもなど)

・調理用のはかり

■やり方

1.野菜を置いたテーブルに個人、またはチームで座ってもらう

2.制限時間を決め、一つひとつの野菜の重さを推定し、重さ順に並べてもらう

3.時間が来たら、担当者がはかりで野菜の重さを調べて正解を発表し勝者を決める

【知力】集中力が大事「お手玉くずし」

お手玉くずしは、中心に立てた旗をいかに箱の外に出さずに、お手玉を取り出していくかを競うゲームです。旗が倒れて箱の外に出てしまったほうが負けとなるため、集中力や手先の器用さが勝敗のカギを握ります。1対1で行う個人戦におすすめの種目です。

<お手玉くずしのやり方>

■準備するもの

・箱(サイズは菓子箱程度)

・お手玉(箱のサイズが大きいとより多くのお手玉が必要)

・旗

■事前準備

1.箱の中にお手玉をつめ、中心に旗を立てておく

■やり方

1.対面でテーブルに座ってもらい、お手玉の入った箱を設置

2.合図でお手玉くずしをスタート

3.旗が倒れて箱の外に出してしまったら、その時点で試合終了

【知力】運動会にちなんだ曲目も「イントロクイズ」

イントロクイズは、曲の冒頭だけを流して、曲名を当ててもらうゲームです。利用者さんの世代に合わせた曲はもちろん、運動会にちなんで次のような曲を選曲してみるのも良いでしょう。

【運動会で使われやすい曲】

・天国と地獄

・ラジオ体操

・ずいずいずっころばし

・マツケンサンバⅡ

<イントロクイズのやり方>

■準備するもの

・音響機器(ステレオの場合はCDも準備)

※YouTubeなどの配信サービスで探せる曲もあり

■事前準備

1.あらかじめ出題する曲を決めておく

■やり方

1.出題者となる介護職員が音楽を流す

2.答えが分かった時点で利用者さんに、答えを発表してもらう

3.正解数が多い方が勝者となる

利用者さん全員が輝く運動会を開こう!

介護施設の利用者さん全員に楽しんでもらうためには、身体機能の差に配慮しながら運動会を企画することが重要です。座ってできる種目にすれば、車椅子の利用者さんでも参加しやすいでしょう。また、脳トレの種目を入れるのもおすすめです。この記事も参考に、利用者さん全員が輝く運動会にしていきましょう。

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