【1時間以上のレクリエーション】介護現場で使える所要時間別レク5選

レクリエーションを企画するとき、確保できる時間に合わせて内容を決定している介護施設も多いでしょう。本記事では、1時間以上というまとまった時間で実施するのにおすすめのレクリエーションを5つご紹介します。「レクリエーションのネタに困っている」「利用者さんが飽きないレクを探している」「1時間くらいのレクリエーションが知りたい」といった介護施設の方にぜひ読んでいただきたい内容です。

1時間以上のレクリエーションのメリット&現場での注意点とは

まずは、1時間以上のレクリエーションを実施するメリットと、注意点を確認していきましょう。

メリット1【コミュニケーションの時間を充分にとれる】

1時間以上確保できる際のレクリエーションでは、レクリエーション参加者同士で話をする時間を十分に取れます。進行を焦る必要もありません。ゆっくりと会話をしながら・反応を見ながら、参加者同士や介護スタッフと参加者間のコミュニケーションを重視した内容にすることが可能です。

メリット2【難易度が高い企画や時間がかかる企画にも挑戦できる】

1時間以上というまとまった時間があれば、企画の説明時間もたっぷりと確保することができます。「説明に時間がかかるから避けていた…」といったような難しい企画や、制作手順が多い手芸系の企画、さらには調理系の企画なども取り入れることが可能です。

注意点1【参加者を飽きさせない&孤立させない工夫が必要!】

1時間以上のレクリエーションだと、途中で飽きてしまう方もいるかもしれません。盛り上がりに欠ける企画だと、参加者さんにとって苦痛な時間となってしまいます。また、輪に入れない方がいたら積極的に声をかけるなどの配慮も必要です。いつもの企画よりもメリハリを重視したり、適度にリフレッシュタイムを設けたり、飽きのこない工夫を加えることも必要でしょう。

注意点2【無理をしないように注意!】

1時間以上集中し続けることは、高齢の方にとって負担となるかもしれません。適度に休憩をはさむ、参加者の判断で自由に休めるような雰囲気をつくる、トイレ休憩や水分補給の時間を確保する、などの対応が必要です。負担とならないよう気を配ることもポイント。

それでは、1時間以上で内容たっぷりのレクリエーションを5つ紹介します。

【おすすめ1】頭をたっぷり使って考える「謎解き」クイズ

1時間間以上のレクリエーションなら、考える時間を充分に確保できるため、普段と少し違った脳トレクイズなどを企画するのがおすすめ。近年話題の「謎解き」要素を取り入れたクイズは大変盛り上がります。

例えば「升×9はなんと読む?」「万万万万万はなんと読む?」といった問題は、さまざまな角度から物事を考えるので脳への良い刺激となるはず。参加者の興味も引くことができるでしょう。(ちなみに、答えはマスクとマンゴーです)

問題例は、謎解きサイトや謎解き関連の書籍などを参考にすると良いでしょう。

【おすすめ2】鮮やかな色で気持ちも明るく!「大人の塗り絵」

塗り絵はさまざまな色を塗り分ける作業で頭を使い脳トレになります。また腕や手指を動かす、細かいパーツを塗る、といった動作がリハビリの一環にもなりますよ。

「塗り絵は子供の遊びでは?」「簡単すぎるのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、近年「大人の塗り絵」が大人気。おしゃれなモチーフやリアルな絵画、細かく塗り分けができるモチーフなどが充実しています。難易度も簡単なものから難しいものまで、参加する方に合わせて個別に選ぶことが可能。時間を忘れて没頭できるレクリエーションです。

塗り絵関連のサイトで図案をダウンロードできるので、ぜひ参考にしてください。塗り絵のほかにも、写経や写仏など、集中して取り組めるレクリエーションもあります。

【おすすめ3】おやつも大事な栄養源「スイーツ作り」

1時間以上の時間が確保できるレクリエーションでは、定番のスイーツ作りもおすすめです。旬の食材や高齢者が好む食材を取り入れたおやつを作り、参加者全員で食べるところまでを楽しむレクはどこの介護施設でも大人気。特に果物や野菜を取り入れたおやつは、不足しがちなビタミン類や食物繊維などを摂取できるので、介護施設でのレクリエーションにぴったりです。

春から夏にかけては旬のフルーツを取り入れたゼリー、冬場はかぼちゃやサツマイモを使用したカップケーキやスイートポテトなどはいかがでしょうか。参加者のコンディションに合わせて、喉ごしが良いおやつや、食べやすいおやつをセレクトするのがポイントです。

【おすすめ4】編み物の定番!「かぎ針編み」

1時間以上のレクリエーションなら、編み物も候補にしてみては?コツコツと集中して編み進めるのも楽しいものですが、介護スタッフや仲間とおしゃべりを楽しみながらゆったりと編んでいくのもいいものです。「編み物をしていると昔を思い出す…」という方は実は多く、思い出話に花が咲くかもしれません。おすすめは、初心者も挑戦しやすいかぎ針編みです。

<準備物>

  • 毛糸
  • かぎ針
  • とじ針

<作品例>
かぎ針編みで作品を作るなら、実用的なアイテムを選ぶと暮らしのなかでも役立ちます。たとえば「エコたわし」や「コースター」はレクリエーションの定番。編み物上級者は鍋敷きやポットカバーなど、少し大きなものに挑戦してみてもいいですね。

【おすすめ5】懐かしの作品や話題作を!「映画鑑賞」

1時間以上の時間確保が可能な場合は、映画鑑賞も良いレクリエーションになります。短編映画であれば、集中して最後までご覧いただけるでしょう。日本映画なら「男はつらいよ」シリーズはテッパンの人気作品。美空ひばりさん主演の「伊豆の踊子」もおすすめです。話題の映画や、介護施設に近いエリアが舞台となっている映画なども、興味を持ってもらいやすいでしょう。

介護施設のレクリエーションで映画鑑賞を導入する場合は、音量が小さすぎないか・映像が小さすぎないか・見えづらくないかといったポイントを事前に確認しておくことが成功のコツです。

1時間以上のレクリエーションはじっくりと楽しめる企画を

介護施設で1時間以上のレクリエーションを取り入れるなら、頭脳系や制作系のレクリエーションがおすすめです。参加者同士でコミュニケーションをとりながらじっくりと集中できる企画は満足感を得られます。たっぷり時間があるときは映画鑑賞もいいですね。ぜひ介護スタッフも施設利用者さんと一緒に楽しい時間を過ごしてみては。長時間のレクリエーションは適度な休憩を入れることを忘れずに。

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