【8月】介護施設のおすすめイベント企画10選!納涼祭以外のアイデアも

夏真っ盛りの8月、介護施設で行うのにぴったりのイベント企画をご紹介します。
8月に行うイベントといえば、「納涼祭」を思い浮かべる方が多いでしょう。実は、納涼祭のほかにも8月のイベントはさまざまです。「8月のイベントは毎年納涼祭ばかり…」「イベントのバリエーションを増やして利用者さんにもっと楽しんでもらいたい!」という介護スタッフの方はぜひ参考になさってください。

8月にイベントを企画するメリットは?

8月は暑さが厳しく、利用者さんも介護スタッフも体力を消耗しやすい時期です。
「そんな時期に、わざわざイベントを行うメリットはあるの?」と疑問に思う介護スタッフの方もいるかもしれませんね。
8月に介護施設でイベントを企画するメリットは、おもに以下の5つが挙げられます。

季節を感じられる

介護施設での生活は、単調になりがちです。夏の風物詩にちなんだイベントを行うと、利用者さんが季節の移り変わりを感じられ、気持ちにメリハリが生まれるでしょう。

コミュニケーションの機会が増える

多くの介護施設では、利用者さん一人ひとりの性格や生活を尊重するよう配慮しています。一方で「孤独感の緩和」も大切です。イベントを通して、利用者さん同士のコミュニケーションや地域の方とのふれあいが増えれば、孤独感の緩和にもつながるでしょう。

脳が活性化する

季節のイベントでは、目新しいレクリエーションや施設内の装飾を行ったり、季節にちなんだ食事・おやつを提供したりすることも。そのような非日常体験は利用者さんの五感を刺激するため、脳の活性化が期待できます。

身体機能の維持・向上に役立つ

自立度の高い高齢者の方でも、暑い時期は外出を控え、冷房のかかった室内にこもりがちになることも。
イベントのレクリエーションで身体を動かせば、身体機能の維持・向上に役立つでしょう。また、装飾づくりなどイベントの準備段階から参加してもらえば、指先の訓練にもなりますね。

役割を得ることで達成感が得られる

自分が準備に関わったイベントが盛り上がれば、利用者さんは達成感を味わえるはず。イベント準備の際、利用者さんにできる作業はぜひ協力してもらいましょう。「施設の一員として周囲の役に立てた!」という経験は、自己肯定感の向上にもつながりますよ

それではここからは、高齢者介護施設で8月におすすめのイベント企画を10つご紹介します。

8月のおすすめイベント企画1「納涼祭」

「納涼祭」は、8月のイベント企画の定番です。介護施設での納涼祭は、おもに屋台やゲームを楽しんだり、盆踊りを行ったりします。施設によっては、利用者さんのご家族や近隣住民の方を招いて大規模に行うことも。華やかな納涼祭に参加すれば、利用者さんの心も弾むでしょう。8月は気温・湿度が高く、食べ物が傷みやすくなります。飲食物を提供する際は、衛生管理に気を付けたいですね。

8月のおすすめイベント企画2「地域のお祭りへの参加」

8月は多くの地域でお祭りや盆踊りが行われる時期。外出イベントの一環として、地域のお祭りに参加することもできます。ただし、外出イベントを行う際は、安全面・健康面など、入念な計画が必要です。また、介護施設の種類によっては、費用負担(介護保険内で賄えるか、利用者さんの自己負担か)や、イベントの位置づけ(娯楽か、機能訓練の一環か)が異なりますので、注意しましょう。

8月のおすすめイベント企画3「灯篭流し」

「灯篭(とうろう)流し」とは、お盆の時期に日本各地で行われる伝統行事のひとつ。火を灯した灯篭を川や海へ流し、ご先祖様や亡くなった親しい方の魂を弔います。介護施設によっては、敷地内の池などで行うこともあるようです。地域によっては「精霊流し」と呼び名が変わったり、灯篭をお墓の周りに飾ったりと、風習が異なることを知っておきましょう。

8月のおすすめイベント企画4「スイカ割り大会」

夏のくだものといえばスイカ!「スイカ割り大会」は、利用者さんと介護スタッフが一体となって盛り上がるイベントです。スイカ割りに参加するのはもちろん、周りで応援するだけでも楽しめます。単にカットしたスイカを食事のデザートやおやつとして提供するより、利用者さんが夏らしさを体感できるでしょう。

8月のおすすめイベント企画5「演奏会」

「演奏会」は、介護度を問わず多くの方が楽しめるイベントです。8月であれば、ハワイアン音楽や沖縄の音楽など、夏らしさあふれる演奏会を企画してみてはいかがでしょうか。プロの演奏家に限らず、地域の音楽サークルの方を招けば、地域社会との交流にもつながります。介護施設のなかには「音楽療法」を積極的に取り入れる施設も。音楽を聴くと心が穏やかになり、認知症予防効果も期待できるからです。

8月のおすすめイベント企画6「8月生まれの方のお誕生会」

「お誕生会」は、多くの介護施設において毎月の定例行事のひとつでしょう。周囲にお誕生日をお祝いされると、喜びや感動で脳の活性化が期待できたり、若かりし頃を思い出しイキイキとした気分になっていただけたりするでしょう。介護スタッフにとっては毎月恒例でも、お誕生日を迎える利用者さん本人にとっては、年に一度の大切な機会です。「納涼祭などの大きなイベントの準備に大忙しで、誕生日会の準備が後回しになってしまった!」といったことのないよう気を付けたいですね。

8月のおすすめイベント企画7「流しそうめん」

夏のイベントとして古くから親しまれてきたのが「流しそうめん」。水の冷たさや流れる音、そうめんの喉越しなど、いくつもの涼を感じられるイベントです。本格的に竹を用意するのも雰囲気が出て良いですが、牛乳パックとティッシュボックスを使って、簡易のレールを作るのも手軽でおすすめ。流れてくるそうめんを掴むには、瞬発力が必要です。水の流れを調整しながら、利用者さんみんなが楽しめるようにすると良いですね。

8月のおすすめイベント企画8「風船バレー大会」

夏によく使ううちわを使って「風船バレー大会」はいかがですか?座ったままでも楽しめるので、車いすの利用者さんも安心です。用意するのは風船とうちわだけ。手で風船を打つのではなく、うちわであおいで相手チームにつなぎます。上肢の力が入りにくい利用者さんには、スタッフがさりげなくフォローに入ると良いでしょう。イベントに合わせて、うちわを利用者さんと手作りしておくのもおすすめです。

8月のおすすめイベント企画9「花火大会」

屋外にスペースがある高齢者施設なら、小さな花火大会を開催することもできるでしょう。手持ち花火だけでなく、地面に置いて楽しめる花火もあるので、利用者さんも安全に楽しめます。実際に火を扱うのが難しい場合は、プロジェクターで花火大会の様子を映し、雰囲気を楽しむのも手です。もし、地域で花火大会が行われることがあるなら、利用者さんのご家族を呼んで、みんなで花火を鑑賞するのも楽しいでしょう。

8月のおすすめイベント企画10「水中コイン落としゲーム」

暑い夏は水を使ったイベントがぴったり。水中コイン落としは、虫かごのような小さな水槽に水を入れてコップを沈め、コップに入るようコインを落としていくゲームです。簡単そうに見えますが、水中でコインがゆらゆらと動くため、うまく落とさないとコップの中に入らないことも。難易度をあげたい場合は、大きめの水槽を用意するのがコツ。利用者さんの状態に合わせて、適度に難しく、楽しめるように工夫してみましょう。

介護施設で8月にイベントを行う際の注意点は?

最後に、高齢者の介護施設で8月のイベントを企画・開催するにあたって、配慮したい4つのポイントを紹介しましょう。

気候に配慮し、体調変化に注意!

イベント中はひとつの空間にたくさんの人が集まります。大人数が集まると、つい冷房の温度を下げたくなりますが、冷房の効かせすぎには注意しましょう。過度の冷房は、神経痛・腰痛・胃腸障害・疲労感などの冷房病を引き起こすからです。室内が適切な室温・湿度に保たれているか、適宜確認しましょう。また、介護スタッフが、イベントの進行や盛り上げに没頭するのはNG。利用者さんの体調に変化がないか常に注意を払いましょう。イベントを楽しむあまり、自分の体調の変化に気づきにくくなる利用者さんもいるからです。

説明は大きな声でゆっくりと

イベントの参加者全員が聞き取りやすいよう、イベントの進行者は大きめの声ではっきりと話しましょう。イベントを盛り上げようとするあまり、怒鳴るような大声を出すと、利用者さんに威圧感を与えてしまいます。落ち着いたやさしいトーンを心がけたいですね。

利用者さんの性格、身体機能に配慮しよう

利用者さんのなかには、にぎやかな雰囲気を好む方もいれば、苦手な方もいます。利用者さんの性格や、配慮が必要なことに関してはスタッフ全員で共有し、利用者さん一人ひとりに合った対応を行いましょう

孤立する方を作らない

利用を始めて間もない利用者さんや、他者との交流が苦手な利用者さんの場合、イベントの雰囲気になじめない方もいるでしょう。もし、孤立しがちな利用者さんがいれば、近くによりそい、利用者さんのペースでイベントを楽しめるようサポートしたいですね。

健康面に配慮しながら8月のイベント企画を盛り上げよう!

8月のイベント企画は、納涼祭のほかにも、スイカ割りや灯篭流しなどさまざまです。
暑い時期のイベント開催には、健康面など配慮すべき点もありますが、たくさんのメリットも得られます。
暑さで気分が滅入りがちな8月こそ、工夫を凝らしたイベント企画で、たくさんの利用者さんに笑顔になってもらいたいですね。

この記事をシェアする