<6月>老人ホームにはどんな企画イベントがある?

老人ホームでは利用者さんを楽しませ、他の利用者さんと交流を深めるためにさまざまな企画イベントが行われます。毎日何かしらのレクリエーションを行っている施設もあり、毎回どんなことをしようかと頭を悩ませている方も多いでしょう。せっかく行うのであれば、利用者さんに喜んでもらえるイベントを考えたいですよね。そこで今回は、老人ホームで、6月の企画イベントにおすすめの行事やレクリエーションについてまとめました。

行事やレクの企画に役立つ6月の記念日や歳時記

6月は和風月名で言うと、水無月です。「みなづき」や「みなつき」と読みます。漢字だけ見ると「水が無い」と思うかもしれませんが、「無」は「の」を意味しているため、「水の月」という意味になるそうです。6月は田んぼに水を引く月、という意味から成り立った言葉と言われています。
現代では、本格的な梅雨到来のシーズンということもあり、雨に縁の深い月ですね。最近は暑さが本格的になる時期が早まりつつあるため、5月頃から衣替えを行っている方もいますが、昔からの習わしであれば6月1日が衣替えとなります。

ここでは、6月の老人ホームにおける行事や、レクリエーションに役立つ記念日や歳時記などをピックアップしました。

  • 1日:写真の日、バッジの日
  • 4日:虫歯予防デー
  • 6日:楽器の日、ヨーヨーの日、おけいこの日、芒種(6日頃)
  • 8日:バイキングの日
  • 15日:暑中見舞いの日
  • 21日:夏至(21日頃)
  • 22日:ボウリングの日
  • 26日:オリエンテーリングの日

6月の第2月曜日は花の日、第3日曜日には父の日もあります。今回紹介した記念日や歳時記をもとに、老人ホームのイベントを企画すると良いでしょう

老人ホームで6月によく行われている行事

老人ホームにおいて、6月によく行われている行事について紹介します。

花の日

6月の第2月曜日は花の日。アメリカのキリスト教にちなんだ習わしです。飾った花を見ることで癒される利用者さんや、草木の世話を行うことが生きる活力となる方もいらっしゃるはず。

施設の花壇に花を植える、草木の世話をする行事を企画してみてはいかがでしょうか。

虫歯予防デー

6月4日は虫歯予防デー。そこから1週間ほどは歯と口の健康週間とされています。歯と口の健康が身体の健康にも影響するため、普段から口腔ケアに力を入れている老人ホームなども多いでしょう。

歯科医師や歯科衛生士の方を招いて、歯と口の健康を考える時間を設けてみてはいかがでしょうか?利用者さんや介護スタッフの虫歯予防に対する意識も向上するはずです。外部から招くのが難しい場合は、介護スタッフで虫歯予防の必要性を利用者さんに説明するなどして、日頃の口腔ケアを見直すきっかけづくりに役立てましょう。

父の日

6月第3日曜日は父の日です。利用者さんのご家族をお呼びして食事会などのイベントを開催するのもおすすめ。利用者さんのご家族や介護スタッフに、利用者さんに対する日頃の気持ちを手紙に書いてもらい、利用者さんにお渡しするのも良いでしょう。

老人ホームで6月によく行われているレクリエーション企画

ここからは、老人ホームで6月によく行われているレクリエーション企画を紹介します。まだ行ったことのないレクリエーションがあれば、ぜひ試してみてください。

バイキングの日

6月8日はバイキングの日です。バイキングとは北欧の海で活躍した海賊のことで、793年のこの日に初めて大規模な活動を始めたのだとか。そんなバイキングの日にあやかって、「黒ひげ危機一髪」でレクリエーションを開催してはいかがでしょうか。

樽におもちゃの剣を刺し込んでいくゲームです。剣を刺したときに、真ん中に入っている黒ひげ人形が飛び出さなければ、次の方に回します。順番に刺していき、黒ひげ人形が飛び出したらゲームは終了。技術力を必要としないため、すべての利用者さんがワクワク・ドキドキできるレクリエーションと言えるでしょう。

チーム対抗戦や、同じ物をいくつか準備して、「誰が早く黒ひげ人形を飛ばせるか」の対抗戦にしても楽しいですよ。

暑中見舞いの日

6月15日は暑中見舞いの日です。1950年の6月15日に暑中見舞いはがきが発売されたことに由来しています。実際に暑中見舞いを送る期間は、7月7日~8月7日頃。二十四節気の小暑から立秋の前と言われています。

利用者さんの中には、手紙が好きで毎年暑中見舞いを送っているという方もいるはず。夏の風物詩として、暑中見舞い作成のレクリエーションを企画してはいかがでしょうか。絵の具や筆ペンを用いて好きなように作成してもらうのも良し、芋版のように季節の野菜で判を作って暑中見舞いを作成するのも楽しいでしょう。水墨画に挑戦するのもおすすめですよ。

ボウリングの日

6月22日はボウリングの日です。日本ボウリング場協会によって定められました。もともとは、1861年に長崎の外国人居留地で、日本初のボウリング場がオープンしたことに由来しています。これにちなんで、ボウリング大会を開催するのもおすすめです。

しかし、本格的なボウリングはケガや転倒が懸念されます。テーブルで行うボウリングを企画したり、利用者さん全員が楽しめるようにボールを軽くしたり、持ちやすい形にしたりするなど、工夫して開催すると良いでしょう。

ボウリングのピンの裏に「好きな食べ物は?」などのコメントを書いておき、倒したらスピーチしてもらう方法をとるのもおすすめです。利用者さん同士の親睦を深めることができます。

老人ホームでイベントを企画する際のポイント

老人ホームの利用者さんは介護度も性格もさまざまです。そのため、どんな方でも楽しめる工夫をする必要があります。例えば、先ほどのボウリング大会のようにボールを軽いものにしたり、またはボールを転がす床をデコボコにしたりするなどの工夫です。

誰でも楽しめるように、分かりやすく簡単なイベントを企画するようにしましょう。また、事前の説明で理解できるように、大きな声でゆっくり説明したり、手本を実演したりすると分かりやすいです。

中には、輪に入れず孤立している利用者さんが出てくるかもしれません。孤立している利用者さんがいればフォローに入るようにしましょう。

いろいろなイベントを企画してみんなで楽しもう

老人ホーム内でのイベントは、季節を感じられたり利用者さん同士が交流できたりとメリットがたくさんあります。さまざまな刺激を受けて、脳が活性化する可能性も。6月は雨が多くなるため、外でのイベントは少ないかもしれませんが、部屋の中で行えるレクリエーションはたくさんあります。利用者さんが飽きないようにいろいろなイベントを企画していきましょう。

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