デイサービスなどで喜ばれる「父の日」プレゼント・レクリエーション9選

6月の第三日曜は「父の日」。2024年は6月16日(日)です。
父の日イベントを計画中の介護施設は、多いのではないでしょうか。
今回は、デイサービスやグループホームなどで行う父の日イベントにぴったりな、手作りプレゼントやレクリエーションについてまとめました。
男性の利用者さんへのプレゼントのほか、利用者さんみんなで盛り上がるレクリエーションもご紹介します。
「今年の父の日イベントは何をしよう?」と迷っている介護スタッフの皆さんは、ぜひ参考にしてください。

デイサービスなどの高齢者施設でおすすめ!父の日の手作りプレゼント

デイサービスなどの通所型サービスであれば、差し上げたプレゼントを自宅に持ち帰っていただけます。また、グループホームなどの入居施設であれば、それぞれの部屋に飾ってもらうこともできるでしょう。

100円均一ショップでも材料が手に入り、作るのも比較的簡単!なおかつ見た目は華やかな、心温まるプレゼントをピックアップしました。

デイサービス向け父の日プレゼント「フェルトバラ」

針・糸不要で作れるフェルトのバラです。
父の日の発祥であるアメリカでは、父の日に「赤か白のバラ」を贈るのが定番ですが、日本では「黄色いバラ」を贈る習慣があります。黄色いバラの花言葉は「献身」。家族のため、長年仕事に邁進してきた利用者さんへの敬意が伝わるうえに、介護スタッフとしての誠意も伝えられますね。

デイサービス向け父の日プレゼント「Yシャツ型メッセージカード」

大・小3枚の折り紙と両面テープで作る、Yシャツ型のメッセージカードです。
父の日には、利用者さんにメッセージカードを準備する介護施設もあるでしょう。かわいらしいYシャツ型なら、メッセージを読み終えたあとも、自宅などに飾ってもらえるかもしれませんね。

デイサービス向け父の日プレゼント「ビールキーホルダー」

父の日の時期は、蒸し暑くなりビールが美味しい季節…。男性利用者さんの中にも、ビールに目がない方は多いのではないでしょうか。介護施設でアルコールを提供するわけにはいきませんが、こちらのビールならOK。材料のレジンやストローは、もちろんレジンを固めるためのUVライトも100円均一ショップで手に入りますよ。

高齢者施設でおすすめ!父の日イベント向けレクリエーション

高齢者施設の父の日イベントは、プレゼント贈呈だけでなく、レクリエーションで盛り上がるのもおすすめ。
父の日レクリエーションを選ぶ際のポイントは「男性利用者さんの好みや得意ジャンルを活かすもの」です。

実際に楽しむ側はもちろん、応援する側も盛り上がるレクリエーションなら、女性利用者さんもみんなで楽しめますね。

父の日レクリエーション「とんとん相撲」

高齢者の方に人気のスポーツといえば、相撲ですよね。
介護スタッフは行司になりきり、お名前にちなんだ四股名(しこな)を読み上げましょう。

父の日レクリエーション「めんこ」

めんこは、明治・大正・昭和と男の子に愛されてきた遊びのひとつ。利用者さんの中にも、めんこ遊びに親しみがある方が多いでしょう。ルールは簡単。相手のめんこに自分のめんこを叩きつけ、裏返したら勝ちです。

一味違っためんこ遊びもご紹介しましょう。

こちらのデイサービスではチーム戦で「巨大めんこ」に挑戦。めんこが大きい分、表裏の違いがわかりやすく、利用者さんも楽しみやすいですね。

父の日レクリエーション「紙飛行機大会」

紙一枚で楽しめるのに、実は奥深い…紙飛行機も父の日のレクリエーションにおすすめです。男性利用者さんの中には、自分なりの紙飛行機のテクニックを持つ方もいるでしょうから、ぜひコツを披露してもらいましょう。
飛行距離を競うだけのスペースの確保が難しければ、段ボールなどで的を用意して点数を競うのも盛り上がりますよ。

デイサービス向け父の日プレゼント「手作りうちわ」

6月の第3日曜日にある父の日は、もう夏目前です。暑い夏に突入する前に、手作りのうちわをプレゼントするのもいいでしょう。無地のうちわを用意すれば、あとは飾りつけするだけ。利用者さんの写真を貼ったりちぎり絵をしたりと、さまざまなアレンジができるのも手作りうちわのいいところ。
レクリエーションで作ったうちわを父の日のプレゼントにするのもいいかもしれません。夏に使ってもらえる、活用度の高いプレゼントになるでしょう。

父の日レクリエーション「居酒屋さん/駄菓子屋さん」

昼食の時間に、居酒屋気分が味わえるメニューを提供するのもいいでしょう。ノンアルコールビールに枝豆、冷奴、焼き鳥などを用意すれば、現役時代の記憶がよみがえります。スタッフはエプロンなどおそろいの衣装を身につけ、居酒屋さんの雰囲気を出すのがポイント。雰囲気に酔い、普段より饒舌になる利用者さんもいるのではないでしょうか。

おやつの時間に昔懐かしの駄菓子屋さんを再現して、童心に返ってもらうのもおすすめ。たくさんの駄菓子を用意して、好きなものを選んでもらいましょう。駄菓子問屋を利用すれば、まとめ買いもできます。選んだ駄菓子を食べながら、昔話をするのも楽しい時間です。

父の日レクリエーション「ちゃぶ台返しゲーム」

昭和のお父さんをイメージした「ちゃぶ台返しゲーム」も、父の日にぴったりです。用意するものは、段ボールとトイレットペーパーの芯で作ったちゃぶ台と、紙製の食器。ちゃぶ台に食器を置いたらセット完了です。利用者さんにちゃぶ台返しをしてもらい、飛んだ食器の距離を競うという単純なゲームですが、これが意外と盛り上がります。

食器は発泡スチロールで作ってみるのもいいでしょう。本物のちゃぶ台返しはなかなかできませんが、ゲームなら思う存分ひっくり返してもらえます。

デイサービスの父の日イベントは、プレゼントやレクを工夫しよう

多くの高齢者介護施設では、男性に比べて女性の利用者さんのほうが多い傾向にあります。
「父の日」は、男性利用者さんにスポットライトを当てる貴重なチャンス!今回ご紹介したプレゼントやレクリエーションを参考に、男性利用者さんたちの笑顔を引き出してくださいね。

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