【6月レクリエーション】梅雨時期に歌いたい高齢者向けの曲8選

6月に行うレクリエーションでは、梅雨時期にぴったりな歌を歌おうと企画している介護スタッフの方も多いのではないでしょうか。この記事では、高齢者に好まれる梅雨時期に適した歌を8つピックアップしました。どの曲もレクリエーション向きの理由になる豆知識を併せてご紹介しています。歌うだけではなく、レクリエーション中のトークも盛り上がる梅雨時期の歌をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

6月の梅雨に歌いたい高齢者向けの曲8選!

では、梅雨時期である6月の歌をご紹介していきます。高齢者に人気の歌をピックアップしたので、ぜひレクリエーションに取り入れてみてください。

老若男女に愛される童謡「あめふり」

雨が降ると思わず口ずさみたくなる歌「あめふり」。実は1925年(大正14年)に作曲された歌とご存じでしょうか。この歌は当時刊行されていた児童書「コドモノクニ」に掲載され、広く知られるようになりました。今から約100年も前からある曲なので、利用者さんにとっても懐かしい歌のはずです。

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高齢者が梅雨時期になると口ずさみたくなる歌「雨」

「あ~め~がふ~ります…」で始まる「雨」。実は前項でご紹介した「あめふり」と同じ北原白秋が作詞しています。雨にまつわる名曲を2つも手掛けているとは、さすが日本の童謡を多数生み出した作詞家ならではですね。若い方にはあまり知られていない雨の歌ですが、1919年(大正8年)発表の曲のため高齢者の方にとっては懐メロ曲のひとつ。ぜひ、雨の降る日のレクリエーションの一曲としていかがでしょうか。

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大正時代のジューンブライド曲「雨降りお月さん」

前項同じく大正時代に発表された歌「雨降りお月さん」。馬に乗ってお嫁さんが嫁ぐ様子と、それを待ちわびる花婿さんの様子が歌われているのではないかと言われている曲です。まさに大正時代の嫁入り曲と言っても過言ではないはず。ぜひこの曲を利用者さんと一緒に歌って、嫁入りしたときの様子などを聞いてみてはどうでしょう。お嫁に行く前に口ずさんだ、馬に乗って嫁入りした、など思い出話に花が咲くかもしれませんね。

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6月の梅雨時期に咲く花の歌「バラが咲いた」

6月はバラの季節なので「バラが咲いた」も梅雨時期におすすめの歌です。1966年(昭和41年)にフォーク歌手でありイケメン俳優として有名なマイク眞木さんがリリースしました。高齢者にとっては青春時代の懐メロ曲かもしれません。歌詞にある「真っ赤なバラ」の花言葉は「あなたを愛しています」という意味。花言葉から利用者さんの恋愛について話を膨らませてみてはいかがでしょうか。

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梅雨時期だからこそ夏を思って歌いたい曲「炭坑節」

梅雨だからといって雨っぽい歌ばかりを歌っていたのでは面白くありませんよね。これからやってくる季節、夏に向けてお祭りの歌はどうでしょうか。1932年にレコード化され広く知られるようになった炭坑節ですが、もとは福岡県にある炭坑で女性労働者の方が口ずさんでいた曲だそうです。現在では、盆踊りの定番曲となっているため、歌って踊れる高齢者の方も多いはず。夏を思う一曲として、ぜひ歌ってみてください。

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梅雨といえば思い出す童謡「かたつむり」

梅雨の時期によく見かけるかたつむりは、6月の飾りつけでも使われるモチーフのひとつ。「で~んでんむ~しむしか~たつ~むり…」からはじまるこの童謡を知らない人はいないでしょう。今から100年以上前に作られた、歴史のある歌です。子供の頃を思い出し、ついつい口ずさむ利用者さんも多いはず。歌に合わせて手遊びレクリエーションをするのもおすすめです。両手でかたつむりを作るなど、取り入れやすい簡単な動きがほとんどなので、利用者さんも気軽に楽しむことができます。歌詞カードの一部を隠して、どんな歌詞だったか当てるゲームをするのもいいでしょう。

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明るい曲調で梅雨の時期を楽しく「てんとう虫のサンバ」

6月の結婚はジューンブライドと称され、「6月に結婚すると幸せになれる」と古くから言われています。そのため6月に結婚式を挙げる人も多く、利用者さんの中には6月が結婚記念日という方もいるかもしれません。昭和の結婚式の余興でよく歌われていた、チェリッシュの「てんとう虫のサンバ」も、ジューンブライドにちなんだ6月におすすめの曲のひとつ。利用者さんの若い頃の思い出話や恋愛話のきっかけになるかもしれません。明るい曲調で、じめじめした気分を吹き飛ばすのにも一役買ってくれそうです。

雨を連想する懐かしの歌謡曲「長崎は今日も雨だった」

雨を題材にした選曲も、梅雨の時期におすすめです。団塊の世代の利用者さんに人気があるのが、内山田洋とクール・ファイブの「長崎は今日も雨だった」。同グループのボーカルである前川清さんの代表曲として、たくさんの歌手の方々にカバーされています。イントロも有名なので、イントロクイズをするのもいいかもしれません。懐かしいメロディーに、利用者さんも口ずさんだり手拍子したりと、歌詞カードなしでも楽しめる利用者さんも多いよう。「長崎は~は~は~…」という前川清さんの独特の歌い回しを真似してみると、盛り上がること請け合いです。

梅雨にピッタリの歌で高齢者に喜んでもらおう!

梅雨時期に適した歌を8つご紹介しました。高齢者に馴染みのある曲ばかりなので、レクリエーションで歌えば喜んでもらえるはずです。歌うだけではなく、トークも楽しめるよう、ぜひご紹介した豆知識も参考にしてみてください。ジメジメした梅雨の雰囲気を吹き飛ばせる高齢者向けの歌で、盛り上がるレクリエーションを目指しましょう!

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