【6月】高齢者施設での梅雨時のレクリエーションに!おすすめ工作12選

梅雨の時期は雨で外出ができない日も多く、高齢者の方も「なかなか気分が上がらない」「なんだか体調が優れない」ということが起こりがちです。6月は祝日やイベントごともあまりないため、レクリエーションの内容に悩む介護スタッフも多いのではないでしょうか。そんな6月におすすめなのが、梅雨の時期ならではの工作です。今回は梅雨にちなんだおすすめの工作を12選紹介。ぜひこれからの時期に役立ててくださいね。

6月は梅雨にちなんだ工作が面白い!

梅雨にちなんだ工作は意外と多く、ひとつひとつ作っているうちに、昔のことを思い出すかもしれません。雨が続く日でもさまざまな工作で日々を彩り、梅雨の時期を楽しく過ごしましょう。

梅雨時期の工作レクリエーション1「画用紙でカラフル傘」

雨の季節の必需品の傘を、画用紙と竹串で作ってみましょう。細かい作業や集中して何かに取り組むことが好きな高齢者さんにおすすめの工作です。同じ工程の繰り返しが多いので、集中して取り組んでもらえるでしょう。

梅雨時期の工作レクリエーション2「紙コップでかたつむり」

紙コップと画用紙だけで作れる、簡単でかわいいかたつむりです。表情を変えてみたり、かたつむりの殻の部分を好きな模様にしてみたりと、利用者さんそれぞれの個性を出しやすい工作のひとつ。梅雨の時期に多い生き物について話しながら作るのも楽しそうですね。

梅雨時期の工作レクリエーション3「折り紙でぴょんぴょんカエル」

折り紙1枚で作れるカエルです。できあがったカエルを指で押さえてパッと離すと、ぴょんとよく飛びます。作ったあとには利用者さんや介護スタッフがみんなで「だれが一番遠くに飛ぶでしょう」などのゲームができるのもこの工作の魅力です。みんなでワイワイとレクリエーションしたいときにいかがでしょうか。

梅雨時期の工作レクリエーション4「お花紙でてるてる坊主」

作りながらついつい笑顔になれそうなカラフルなてるてる坊主です。作ったてるてる坊主は部屋の窓に吊るして飾ると、雨の景色も鮮やかになり気分もあがりそう。1つのてるてる坊主に対してお花紙は1色だけではなく、いろんな色を使って作るのもおすすめ。梅雨の時期に雨が降らない日があれば、「てるてる坊主が晴れにしてくれたね」なんて会話をするのも素敵ですよね。

梅雨時期の工作レクリエーション5「スポンジであじさいスタンプ」

メラミンスポンジと輪ゴムだけで、簡単にあじさいの花びら型のスタンプが作れます。スタンプをポンと押すだけであじさいを作れるので、手先を思うように動かせなくなった高齢者の方にもおすすめ。せっかくの楽しいレクリエーションは、みんなが参加できるものにしたいですよね。

梅雨時期の工作レクリエーション6「折り紙でモビール水滴」

オブジェなどを糸で吊るしてバランスを取って飾るモビール。雨の時期らしい、水滴のモビールを作ってみてはいかがでしょうか。できたモビールをインテリアとして飾ると、その揺れる様子を見ているだけで癒されますよ。

梅雨時期の工作レクリエーション7「羊毛フェルトであじさい」

羊毛フェルトでつくる、立体的でかわいいあじさいです。できたあじさいにピンや紐をつけると、ブローチやネックレスにもなります。手先が器用で細かい作業が得意な利用者さんにおすすめの工作です。ただし針を使う工作なので、ケガをしないよう十分に注意しましょう。

梅雨時期の工作レクリエーション8「折り紙でつくる箸置き」

折り紙を使えば、傘の箸置きをつくることもできます。好きな色を使ったり、好きな柄を描いたりしてオリジナルの箸置きを作りましょう。みんなで作った箸置きを使えば、食卓が華やかになり食事もより一層楽しくなります。

梅雨時期の工作レクリエーション9「あじさいのちぎり絵」7

画用紙などに折り紙をちぎって貼り、あじさいの花を作っていきます。指先の運動にぴったりの工作です。紫だけでなくピンクや水色、白色などいくつかのあじさいを作っていくと絵になりますね。折り紙ではなく和紙を使うと雰囲気がガラッと変わるので、こちらもおすすめです。

梅雨時期の工作レクリエーション10「ガーゼで作るてるてる坊主」

ガーゼで作るてるてる坊主です。目などの細かいパーツを作るのは難しいため、介護スタッフでまとめて作っておくか画用紙などで代用すると良いでしょう。顔の表情はマジックで描くと、個性が出て面白そうです。吊るしておくと、雨の日でも明るい気分にしてくれますね。

梅雨時期の工作レクリエーション11「あじさいボール」

発泡スチロールのボールに布を刺していくだけで、華やかなあじさいボールが完成します。竹串を使うため、串の先でけがをすることがないように気をつけて進めましょう。さまざまな色や柄の布を用意して、利用者さんに布選びから楽しんでもらってくださいね。作り方は簡単なのに、とても立派な吊るし飾りができます。

梅雨時期の工作レクリエーション12「絵の具で模様づけうちわ」

6月になると蒸し暑い日も出てくるので、うちわ作りもおすすめです。絵の具で模様をつけるうちわの作り方をご紹介します。

<材料>
・うちわの形にカットした白い紙2枚
・うちわの骨組み1本
・絵の具
・ストロー1本
・のりまたはボンド

<作り方>
1.白い紙に水を多めに含んだ絵の具を垂らします。
2.白い紙を持って優しく揺らしたり、垂らした絵の具の上から息を吹きかけたりと、絵の具を動かして模様を作ります。息を吹きかける際にはストローを使うのもおすすめです。2枚とも同様に作りましょう。
3.絵の具が乾いたら、うちわの骨組みに2で模様をつけた紙を貼り合わせて完成です。お好みで、この上にちぎり絵のあじさいを貼るなどしても素敵ですよ。

6月には6月の楽しみ方がある

梅雨時期におすすめの工作を12選紹介しました。雨が多くジメジメする6月ですが、沈んだ気持ちを吹き飛ばすような楽しいレクリエーションはたくさんあります。作った作品を飾れば、雨の日でも室内がパッと明るくなり、気分も晴れるのではないでしょうか。デイサービスや老人ホームなどの高齢者施設で働く方は、ぜひ参考にして梅雨の季節を一緒に楽しんでみてくださいね。

この記事をシェアする