「介護職の夜勤きつい」というのは本当?実際の声を紹介

介護職の就職や転職を考えたときに浮かんでくる「夜勤」。どういったイメージがありますか?多くの方が「夜勤きつい」や「夜勤大変」といった印象ではないでしょうか。たしかに、日勤とは異なる大変さがありますが、メリットもあります。そこで今回は、「介護職の夜勤きつい」という声が本当なのかチェックしました。「介護職の夜勤きつい」と言われる理由や、夜勤のメリットにも触れていますので、総合的に判断してみてください。

介護職の夜勤とは?

そもそも介護職の夜勤とはどういうものなのか見ていきましょう。

介護職の夜勤の勤務体制について

介護職の夜勤の勤務体制は施設によって異なります。4交代制を導入している施設もありますが、2交代制や3交代制でシフト構成していることが一般的です。

2交代制とは、1日を昼と夜に分けて人員を配置します。具体的には、「9時~18時・17時~翌11時」といった具合です。次に3交代制では、1日を昼・夕方・夜に分けて人員を配置します。具体的には、「6時~14時・14時~22時・22時~翌6時」などです。

介護スタッフによって夜勤に入る回数はさまざま。一般的には、1人の介護スタッフが夜勤に入る回数は、月に4~5回ほどでしょう。ただ中には、夜勤をメインにして働く夜勤専従という方もいます。

実際どんな感じ?

夜勤を経験したことのある介護スタッフの口コミをチェックしてみました。どういった口コミがあるのか見ていきましょう。

<夜勤に対して好意的な口コミ>

  • 夜勤介護スタッフの人数が確保されているため、休憩もしっかりとれる。利用者さんの状態によるが、介助が少ないため、さほどつらさを感じない。(女性/30代)
  • 日勤と比べると自分のペースで仕事ができる。(女性/50代)
  • 日勤と比べると職員同士で話す機会があるため、アドバイスを受けられる。(男性/30代)

<夜勤きついという口コミ>

  • 夜勤介護スタッフの人数と利用者さんの数が適切でないと、対応が大変。(女性/40代)
  • 緊急のことが起きると休憩がない場合も。(女性/50代)
  • 生活リズムが崩れる。(男性/40代)

どんな職業にも当てはまりますが、良い面と悪い面がありますね。次からは「介護職の夜勤きつい」と言われる理由や、夜勤のメリットについて見ていきましょう。

「介護職の夜勤きつい」と言われる理由

「介護職の夜勤きつい」と言われる理由には、どういった背景があるのか紹介します。

夜勤勤務の職員が少ない

日勤の場合、食事や入浴、レクリエーションなどさまざまな介助をしなければなりません。反面、夜勤では夕食の用意や介助、就寝の際の介助などを行えば、基本的には巡回がメインの仕事になります。

そのため、日勤と比べると、夜勤勤務職員の配置が減ることが一般的です。ただし施設によっては、利用者さんが夜間に徘徊したりおむつ交換が必要だったりと仕事が多いケースも。仕事量と職員数が合っていないと夜勤がきつくなってしまうでしょう。

労働時間の問題

3交代制であれば、さほど気にならないかもしれません。しかし2交代制の場合、休憩があるとはいえ、「9時~18時・17時~翌11時」というような勤務体制になります。労働時間が長くなる分、身体にも精神的にも負担になる方もいるでしょう。

ストレスがかかりやすい

利用者さんが急に体調を崩すと、日勤よりも少ない介護スタッフで対応しなければなりません。介護スタッフの人数を確保している場合でも、精神的なプレッシャーはかかっていることでしょう。

これに加え、夜勤では生活リズムが乱れやすくなるため、介護スタッフの疲れがたまりやすい傾向にあります。夜勤は、精神的にも身体的にもストレスがかかりやすいと考えられるでしょう。

生活リズムに慣れない

夜勤を含むと生活リズムが不規則になります。不規則な生活リズムに身体が追いつかず、疲れがたまりやすくなり体調不良になるというケースも。生活リズムが不規則になることが苦手な方には負担が大きいかもしれません。

介護職で夜勤をするメリット

介護職の夜勤にはデメリットだけではなく、メリットもあります。どういった利点があるのでしょうか。

就職しやすい

どうしても「介護職の夜勤きつい」というイメージがあるために、求人に対して応募が少ない傾向にあります。しかし、応募が少ないということはライバルが少ないため、採用される可能性も高まるでしょう。

また、夜勤勤務可能とすることで、応募できる求人数も増えるため、自分に合った職場を見つけやすくなるというメリットもあります。

深夜割増賃金で給料アップ

夜勤の場合、基本給だけではなく、深夜割増賃金が支払われます。また施設によってはこれとは別に夜勤手当を支給しているところも。つまり、同じ勤務時間で日勤と夜勤を比べた場合、夜勤の方が多く給料を受け取ることが可能です。

日勤ほど多忙ではない

前述した通り、夜勤は日勤と比べると仕事量が少ない傾向にあります。緊急事態が起きない限り、日勤ほど多忙に感じることは少ないでしょう。

休日を有意義に使える

夜勤に入ると、基本的には夜勤明けの翌日は休みになります。そのため、プライベートの時間を確保しやすくなるでしょう。また、シフトの組み合わせを考えれば、日勤の方よりも連休を取りやすいケースもあります。

夜勤のメリットとデメリットをしっかり検討しよう

「介護職の夜勤きつい」と言われることもありますが、発想の転換でメリットに変わることも。あえて夜勤勤務を希望して、ベテランの介護スタッフから介護の知識や技術を学ぼうとする方もいます。夜勤を検討する際には、夜勤の人員配置数・仕事量・待遇などをしっかり検討したうえで、求人に応募すると良いでしょう。

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