「居宅介護支援事業所 いちょうの樹」ケアマネジャーに密着。キャリアアップできる職場環境とは
今回は、広島県尾道市向島にある「居宅介護支援事業所いちょうの樹」で働くケアマネジャーに、経歴や業務内容、仕事のやりがいなどをお聞きしました。インタビューを通じて、ケアマネジャーが働きやすい職場環境の魅力に迫ります。
目次
広島県尾道市のサ高住「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」
【尾道市向島】サービス付き高齢者向け住宅「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」
今回ご紹介する「居宅介護支援事業所いちょうの樹」は、尾道市向島にあるサ高住「けやきの樹」に併設されています。すぐ近くにある同系列のサ高住「尾道いちょうの樹」とともに、地元・尾道エリアで介護サービスを提供してきました。
2つのサ高住と、「居宅介護支援事業所いちょうの樹」を運営しているのは、1988年創業の水産物卸売会社「山源山乃花株式会社」です。2014年に開設したサ高住「尾道いちょうの樹」を皮切りに、介護事業へ進出。「居宅介護支援事業所いちょうの樹」「訪問看護ステーションいちょうの樹」なども運営しながら、尾道市向島を中心に地元の高齢者福祉を支えています。
▼「山源山乃花株式会社」代表・木曽量之さんのインタビューはこちら。
サ高住「けやきの樹」併設の居宅介護支援事業所「いちょうの樹」
今回は、サ高住「けやきの樹」に併設されている「居宅介護支援事業所いちょうの樹」で、ケアマネジャーとして活躍している宮地伸幸さんに、ケアマネジャーの仕事の魅力や働き方についてインタビューしました。
居宅介護支援事業所「いちょうの樹」ケアマネジャー・宮地さんにインタビュー!
「居宅介護支援事業所いちょうの樹」に入職されるまでの経緯を教えてください。
「40歳のとき、尾道市内に特別養護老人ホームがオープンしたことをきっかけに、自営業から介護職員に転職しました。生活相談員などの仕事をしながら、スキルアップのためにケアマネジャーの資格も取得し、20年間勤務しました。
母が体調を崩し、そばで見守るために定年退職。その後母が亡くなり、尾道市因島でケアマネジャーとして再就職しました。さらなるやりがいを求めて2022年に『居宅介護支援事業所いちょうの樹』に転職しました」
2024年現在、ケアマネジャー歴は4年目、「いちょうの樹」に入職して2年目になるという宮地さん。これまでに、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士と、3つの国家資格を取得するなど、絶えずスキルアップを続けてきた介護のプロフェッショナルです。
「居宅介護支援事業所いちょうの樹」の職場の魅力は?
数ある居宅介護支援事業所のなかで「いちょうの樹」で働く魅力はどんなところにあるのか、教えていただきました。
「いちょうの樹では、介護ICTや介護・医療分野に特化した支援ソフトなど、介護現場を支える先進の機器を積極的に導入しているため、効率的に仕事を進められるのが魅力です。ただ、使いこなすには少し慣れが必要ですね」
「居宅介護支援事業所いちょうの樹」やサ高住「けやきの樹」では、導入されているICT機器が利用者さんやご家族を支えるだけでなく、ケアマネジャーや施設スタッフの業務負担の軽減を図っています。
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平均的な1日の業務内容を教えてください。
「現在、私を含め2名のケアマネジャーが在籍しています。ふだんは、面談や要介護認定調査に加え、事業所間の連絡・調整などが1日の主な業務です。利用者さんの自宅への訪問(モニタリング)は月に1回程度ですが、必要に応じて何度も訪問することもあります。研修や勉強会にも、リモート(オンライン)で2~3ヶ月に1回程度出席しており、絶えず知識の更新ができる職場環境です」
介護に関する制度は刻々と変化するため、「いちょうの樹」では忙しいなかでも定期的に勉強会に参加する時間を設けているそうです。
▼「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」の介護スタッフのインタビューはこちら
ケアマネジャーの仕事のやりがいは?気を付けていることは?
「ケアマネジャーは利用者さんのケアプラン作成や評価をするとともに、医療機関や事業所などとの連携が大切な仕事です。利用者さんやご家族への対応で困ったときは、他のケアマネジャーとも相談しながら進めています。利用者さんやご家族とうまくコミュニケーションが図れていると実感できたときは、うれしさややりがいを感じますね。担当した利用者さんから『宮地さんでよかった』と言っていただいたこともあり、とても印象に残っています」
「居宅介護支援事業所いちょうの樹」があるサ高住「けやきの樹」には、「ヘルパーステーションいちょうの樹」「訪問看護ステーションいちょうの樹」も併設しており、各専門職と連携しながら多様な支援ができるのが強みです。
「ケアマネジャーとして気を付けているのは、ケアプラン作成時に画一的なプランにならないようにすることです。訪問看護ステーションやヘルパーステーションが同じ施設内であるため、利用者さんや入居者さんの情報が入りやすい環境を活かし、個別のニーズを把握しながらケアプランを作成できます。
ケアマネジャーは、公平な視点を持つことが大切。、どんなときも流されず『ハートは熱く、頭はクールに』を合言葉に、感情的にならないように気を付けています」
「いちょうの樹」のケアマネジャーに向いているのはどんな人ですか?
「『居宅介護支援事業所いちょうの樹』は、職種の垣根を越えて和気あいあいとした雰囲気で働ける環境です。ケアプランの作成やアセスメントには、自分以外のスタッフや事業所との連携が重要になります。その点、『いちょうの樹』は相談しやすい環境が整っているため、ケアマネジャーとしての実力を発揮しやすいかもしれませんね」
【求人情報】居宅介護支援事業所「いちょうの樹」の職場環境の魅力とは?
宮地さんへのインタビューから、「居宅介護支援事業所いちょうの樹」ならではの働きやすさの理由も見えてきました。
介護ICT導入で効率的に仕事ができる!
サ高住「けやきの樹」では、介護ICT「眠りSCAN」や、介護・福祉支援システム「ワイズマン」の導入、スタッフ1人に1台タブレット端末が支給されるなど、積極的にICT機器を導入し、業務を効率化。利用者さんや入居者さんの訪問・介護の記録をいつでもどこでも閲覧でき、その場で入力も可能なため、スタッフの業務負担削減に一役買っています。
効率的に業務を進められるため、そのぶん、利用者さん一人ひとりと向き合う時間を確保できるそうです。
▼「けやきの樹」で導入されている介護ICT「眠りSCAN」についてはこちら。
【求人】ケアマネジャーのほか、介護スタッフ、看護師などを募集中!
現在、「尾道いちょうの樹」「けやきの樹」および関連の事業所では、ケアマネジャーのほか、看護師や介護スタッフ、調理員などさまざまな職種を募集しています。働きながらの資格取得を支援するサポート体制もあるため、スキルアップやキャリアアップをしたいという方にはピッタリの職場といえるでしょう。
働きやすい職場環境が魅力!お持ちの資格を活かしてみては?
宮地さんのように、スキルアップ・キャリアアップしていきたい方も働きやすい職場環境が魅力の「居宅介護支援事業所いちょうの樹」。サ高住「けやきの樹」内に併設しており、訪問看護ステーションなどを通して自分が作成したケアプランの効果が見えやすいことも魅力です。資格を生かしてさらにキャリアアップしたい方は、ぜひ採用サイトをチェックしてみてください。
【居宅介護支援事業所いちょうの樹】
所在地 | 広島県尾道市向東町8918-1 |
電話番号 | 0848-38-7661 |
営業時間 | 8:30~17:30 |
定休日 | 土日 ※緊急時の対応可能 |
公式サイト | https://www.keyakinoki-y.jp/ |