母の日レクリエーション5選!介護施設の高齢者に喜ばれるアイデア

5月の大きなイベントのひとつ、母の日。レクリエーション活動を計画する介護施設も多いですよね。小さな子供からお母さんへの贈り物とは違うため、施設での計画には少し工夫が必要です。また、「母の日」とはいえ男性の利用者さんも楽しんで参加できるレクリエーションが良いでしょう。今回は、介護施設での母の日レクリエーションにおすすめのアイデアを5つご紹介します。

カーネーションの造花づくり

母の日らしいレクリエーションです。一から作ると大変なので、造花制作キットなどを活用すると準備も進めやすいですよ。カーネーションの色は赤やピンクなど数種類用意すると、利用者さんの好みで選びやすいですね。造花づくりは見た目が華やかで楽しいだけでなく、手指も使うためリハビリにもなる一石二鳥の活動です。完成したカーネーションを飾る、花束にするなどでレクリエーションのあとまで楽しめる良さもあります。

母の日の特別クッキング

母の日は特別なメニューを用意すると、お腹も満足できるレクリエーションになります。参加できそうな利用者さんは、作るところから参加してもらうと作る楽しさと味わう楽しさの2つを感じられるでしょう。料理が好きな利用者さんの活躍の場になるかもしれません。
メニューは、母の日のシンボルである「カーネーション」に見立てたサーモンを散らしたサラダやちらし寿司などが簡単かつ華やかでおすすめです。作りやすく特別感もあるいなり寿司や、季節感があり食べやすい甘夏ゼリーなども良いでしょう。

母の日クイズ&間違い探し

母の日にまつわるクイズや間違い探しにみなさんで取り組むのはいかがでしょうか。楽しみながら考える活動は、脳の活性化にも良いですよ。
母の日の起源をクイズにすると、意外に知らない利用者さんが多くて盛り上がるかもしれません。カーネーションにまつわるクイズも面白そうですね。答えを利用者さん自身でそれぞれ考えるのも良いですが、3択問題にして挙手制にする方法もひとつです。このほうが、難易度に関わらずみなさんが参加しやすいですよ。間違い探しは、カーネーションが使われたイラストが定番です。誰もが分かりやすく取り組みやすいでしょう。

メイクやネイルケア

母の日はメイクアップして気分を上げてもらいましょう。普段メイクやネイルケアすることがなかなかない利用者さんたちに楽しんでもらえるレクリエーションです。このレクリエーションは、気分が明るくなるうえ、認知症などにも良い影響を与えることが分かっています。男性はネイルケアの経験があまりないと思われるため、新鮮に感じてもらえるでしょう。もしネイルを塗ることに抵抗があれば、爪を磨くだけでも指先がきれいになって気分転換になります。男女問わず、気持ちが若返って活き活きとしてもらえると嬉しいですね。
なお、ネイルに使うのはジェルネイルなどすぐに落とせないものではなく、除光液ですぐに落とせるマニキュアにしておきましょう。緊急時に、爪で状態確認をする場合があるためです。

思い出座談会

母や家族にまつわる話を披露する座談会も面白いですね。昔話に花が咲いたり、利用者さんの子供として、母としての知らなかった一面を知れたりするかもしれません。思い出して話すという活動は脳の刺激になるので、母の日のレクリエーションに限らず積極的に行いたい活動です。スタッフは会を進行しながら利用者さんの話をどんどん引き出してあげられると、より盛り上がりますよ。

母の日のレクリエーションをみんなで楽しもう

「母の日のレクリエーション」は、男性の利用者さんからすると少し足踏みしてしまうかもしれません。性別に限らず楽しめるレクリエーションを選び、利用者さんの誰もが楽しめる時間にしましょう。いくつかのレクリエーションを午前と午後に分けて行っても良いですし、全体で取り組むものと興味関心によって選べるものに分けるのも良いですね。

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