【愛媛・居宅介護支援事業所たいよう】ケアマネ実習受け入れへの想いをインタビュー

『株式会社フェスレック』は、愛媛で薬局や介護などの事業を展開する企業。松山市では『居宅介護支援事業所たいよう』を運営しており、ケアマネ実習の受け入れを行っています。 “実習生を育てて地域医療・福祉を支える”という狙いのあるケアマネ実習ですが、実は受け入れ側であるたいようにもメリットがあるのだとか。今回は実習受入担当者の方に、ケアマネ実習の内容やスケジュールなどのお話を伺いました。

ケアマネ実習を受け入れている『居宅介護支援事業所たいよう』とは?

『居宅介護支援事業所たいよう』を運営する『株式会社フェスレック』とは?

『株式会社フェスレック』は、“従業員の満足を追求することでサービスの質を高める”を理念に掲げ、地域貢献を目指す企業です。展開する事業は、薬局をメインに介護や農業支援など多分野にわたります。

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そんなフェスレックには、それぞれの事業にユニークな特徴が多数!
たとえば、薬局事業で展開しているぽかぽか薬局でのLINEを活用した処方箋受付や服薬相談サービス。利用者さんの“負担軽減と利便性向上”、スタッフにとっての“働きやすさアップ”につながっています。利用者さんだけでなくスタッフの満足度にも注目し、質の高いサービスの提供を実現しているのです。

そのほか、介護事業では『居宅介護支援事業所たいよう』、農業支援事業では『ひなたファーム』を運営。事業ごとの特徴や魅力をぜひチェックしてください。

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地元・松山のケアマネ実習生を受け入れ!『居宅介護支援事業所たいよう』

出典:@fesrec2013

フェスレックが運営する『居宅介護支援事業所たいよう』は、“地域に貢献できる温かい介護”を実現するべく事業を展開しています。
たいようでは、自社運営の介護施設を持たない運営スタイルを採用。ケアプランの公平性を考え、利用者さん一人ひとりに合うサービスを提供する事業所です。また、医療や福祉資格を持つケアマネジャーの在籍、スタッフがケアマネ業務に専念できる働き方の工夫など、たいようならではの特徴もあります。

そんな『居宅介護支援事業所たいよう』は、松山市でケアマネ実務研修を受け入れている“ケアマネ実習受入協力事業所”。今回は、実習生の受け入れを決めたきっかけや理由、ケアマネ実習の内容、スケジュール、たいようが得られるメリットなども含めてご紹介します。

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【居宅介護支援事業所たいよう】ケアマネ実習受け入れについてインタビュー!実習内容や魅力について迫る

今回お話を伺ったのは、『居宅介護支援事業所たいよう』の実習受入担当者であるTさんです。主任介護支援専門員の資格を持っており、2019年にたいようへ入職。2020年から実習生の指導を担当しています。ケアマネ実習の内容をはじめ、Tさんの実習を通じて心に残ったエピソードも教えていただきました。

ケアマネ実習の内容やスケジュールは?

Tさん:
「まず、ケアマネ実習は“介護支援専門員実務研修”の現場研修のことです。研修は前期と後期に分かれていて、その間で現場研修(3日程度)を行います。前期課程で学ぶのは、ケアマネジメントプロセスに沿う基本的な知識や考え方。前期で学んだことを実習で見学・体験することで、後期課程の学びを深めるのがケアマネ実習の目的です」

『居宅介護支援事業所たいよう』が実習生を受け入れるのは、前期で基礎知識を身に付けたあとになるのだそう。

Tさんから伺った、ケアマネ実習の1日のスケジュール例はこちらです。

9:00~実習目的とスケジュールの確認、情報収集
9:30~見学実習(訪問:サービス担当者会議・モニタリング訪問等)
12:00~休憩
13:00~見学実習(訪問:インテーク・アセスメント・地域ケア会議等)
16:00~振り返り、質疑応答、記録の作成
Tさん:
「実習生はたいようでの経験をふまえ、要介護高齢者の多様な生活状況・環境への理解を深めていきます。たいようでのケアマネ実習は、ケアマネジメントのプロセスを見学することで、“対人援助職”としての“支援する際の実勢を学ぶこと”が目的です」

実際の支援現場を見学することで、後期での学びがより深く、充実したものになるのですね。

実習に必要な準備や心掛けとは?プロセスの見学を通じて“仕事の魅力”を伝える!

※ イメージです

『居宅介護支援事業所たいよう』のケアマネ実習受入担当者はTさんのみで、入職してから4年連続で実習に携わっています。実習の受け入れ人数は一度に1名まで。Tさんはこれまで4名の実習生を担当しています。
ここではTさんに、ケアマネ実習の前に事業所側としてどのような準備をしているのか教えていただきました。

Tさん:
「愛媛県で作成された見学実習の手引きに沿って準備しています。新しく指導者になる人への研修も行われているのですよ。実習の日程を決める前には、担当者会議やモニタリング訪問などから訪問可能な利用者さんを選択し、実習日に合わせて訪問の調整をしています」
※イメージです

また、Tさんが実習生を受け入れる際に心掛けていることも伺いました。

Tさん:
「“ケアマネジャーの仕事の魅力”を伝えること!基本的な業務を学んでもらうのはもちろんですが、実習生に“ケアマネジャーはやりがいのある仕事”と感じてほしいと思っています。実習で訪問を行う際は、利用者さんの書類確認と整理を行い、実習生に説明できるよう入念に準備。実習生と同じ情報を共有したうえで、どのように利用者さんをサポートするのか見学してもらい、仕事のやりがいを少しでも感じてもらえたらと思っています」

実習生の存在がスタッフの刺激に!

※イメージです

続いて、Tさんに実習生とのエピソードを伺いました。

Tさん:
「当初“ケアマネジャーとして働く気はない”と言っていた実習生が、数年後にケアマネジャーとして一緒に働くようになりました。実習を通じてケアマネジャーの仕事に魅力を感じ、気持ちが変わったこと、たいようの魅力が伝わったこと。この2つは実習受入担当者として嬉しいですし、やりがいを感じます」

実習生を担当した経験からモチベーションが上がったと話すTさん。

Tさん:
「頑張って試験に合格し、これからケアマネジャーになろうとしている方がたいように来ることは、スタッフへの刺激になっています!実習生への指導は、初心や業務の基本を思い出すきっかけになりますし、自身のスキルアップにもつながっていますね」

実習生との関わりでスタッフも成長し、より質の高いサービスを提供できるスキルを身に付けていくのですね。

ケアマネ実習受け入れのきっかけと広がる地域貢献への想い

きっかけは制度改正…地域医療・福祉を支える役割を担う

『居宅介護支援事業所たいよう』は、特定事業所加算Ⅱを取得しています。ケアマネ実習の受け入れ協力事業所への登録は、2015年の介護報酬改定で居宅介護支援事業における特定事業所加算の算定要件に“実習の受け入れ”が追加されたことがきっかけになったのだとか。今では実習受け入れを通して、松山市の地域医療・福祉の土台となる部分を支えています。

出典:@fesrec2013

たいようは、介護・医療・福祉関係の事業者間で意見交換を行う松山市の医療介護交流会などにも運営として参加。地域の在宅医療や介護事業をより良くすることを目指す活動も、フェスレックの企業理念である地域貢献につながっています。

ケアマネジャーになりたいと考えている方へメッセージ

※イメージです

最後に、Tさんからいただいたメッセージをご紹介します。

Tさん:
「ケアマネジャーを目指す方にとって、たいようでのケアマネ実習が、“力強く次の一歩を踏み出せるきっかけ”になれば幸いです。約3日間の見学実習の中で、制度やケアマネジメントプロセスなどを完全に理解できなくても当然!見学実習は、利用者さんのご自宅を訪問し、ケアマネ業務を見て、感じてもらうものだと思っています。実習生のみなさんにとって実習が楽しく、仕事の魅力を実感してもらえるよう、私たちスタッフも頑張ります」

▽「居宅介護支援事業所たいよう」の新人ケアマネジャーさんのインタビューはこちらから

ケアマネ実習を通じた“スタッフの育成”で地域に貢献!

『居宅介護支援事業所たいよう』がケアマネ実習を受け入れることで、“新たな人材育成”だけでなく“現場で活躍するスタッフのさらなるスキルアップ”も実現!より質の高いサービスを目指すべく、地域医療・福祉を支えるスタッフを育てていくことが、フェスレックの地域貢献なのです。介護の仕事を通じての地域貢献に興味のある方、仕事を通じてやりがいを感じたい方は、フェスレックの今後にぜひご注目ください!

【株式会社FESREC】

事業所所在地 愛媛県松山市姫原3-7-46-1009
電話番号089-904-1167
公式サイトhttps://fesrec-japan.com/
Instagram@fesrec2013

【有限会社クリフ】

事業所所在地 愛媛県松山市樽味4丁目2番33号
電話番号089-904-1167
公式サイトhttps://cliph.biz/

【居宅介護支援事業所たいよう】

事業所所在地 愛媛県松山市片山甲165
電話番号089-948-8784
公式ブログhttps://ameblo.jp/fesrec-taiyo/

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