【愛媛】居宅介護支援事業所たいようは地域の介護拠点。利用者目線のサービスの秘密とは?

愛媛で薬局・介護事業を展開する『株式会社フェスレック』。今回は介護事業の『居宅介護支援事業所たいよう』にスポットを当て、その魅力をお届けします。グループ内に介護施設を持たない事業所スタイル、バラエティ豊かな資格を持つ所属ケアマネジャー、時間を有効活用できる働き方など…思わず興味が湧く“たいようならではの強み”が多数!利用者さん目線で考えることを大切にする、たいようの“サービスの秘密”を探っていきましょう。

【居宅介護支援事業所たいよう】利用者さん本位の公正なケアプランを作成

株式会社フェスレック

『株式会社フェスレック』は薬局・居宅介護事業所を運営する愛媛県松山市の企業

2023年4月で創立10周年を迎えたフェスレックの主な事業は、薬局・介護事業です。代表を務めるのは、愛媛県伊予郡出身の三谷洋右(みたに ようすけ)さん。薬剤師として大手ドラッグストアチェーンに勤務後、2013年に調剤薬局を運営するフェスレックを設立されました。

薬局事業では、関連会社の『有限会社クリフ』と合わせて愛媛エリアで6店舗の薬局を運営しています。調剤薬局といえば処方せん調剤がメイン業務ですが、フェスレック運営の薬局には“地域の頼れる薬局”としてのユニークな特長が。

ぽかぽか薬局 新居浜店

ぽかぽか薬局 新居浜店

フェスレックの第一号調剤薬局である『ぽかぽか薬局 新居浜店』は、通常の処方せん調剤だけでなく、在宅医療へも積極的に関わっている店舗です。ご自宅や施設で過ごす高齢者の生活を支えるべく、周辺の医療機関・介護施設と連携しています。
その他、さまざまなニーズに応えられるよう取扱商品の幅を広げたり、薬剤師による在宅訪問サービスを行っていたりと、店舗ごとにさまざまな特長があります。

居宅介護支援事業所たいよう

一方、介護事業では『居宅介護支援事業所たいよう』を運営しています。もともと薬局事業からスタートしたフェスレックですが、三谷さんの「利用者さんを切れ目なくサポートしたい」という想いからたいようを設立。“地域に貢献できる温かい介護”を目指し、単独居宅として事業を展開しています。

2023年7月には、たいようの事業所移転に合わせてイベントが開催されました。たいようのケアマネジャーによる相談会、キッチンカーでの食品販売、ヘッドスパなど盛りだくさんの内容だったそう。

フェスレック 公式サイトはこちら

▽フェスレックの事業内容については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

▽フェスレック代表の三谷さんのインタビュー記事はこちらから。

『たいよう』は特定の事業所に偏らない独立した居宅介護支援事業所

出典:株式会社フェスレック公式Instagram

たいようはグループ内に介護施設を持たない、いわゆる“単独居宅”として、利用者さんの立場になって公正なケアプランを作成しています。2023年現在は、常勤・非常勤を含めた合計10名体制。所属ケアマネジャーは、薬剤師や社会福祉士、歯科衛生士などさまざまな資格を持っています。

三谷さんが単独居宅を選んだのは、ケアプランの公平性を重視することが理由。“利用者さん一人ひとりの気持ちや状況に合わせたケアプランを適正に提供できる”という、選択の自由度に注目したのです。いくつもの選択肢の中から利用者さん本位の公正なケアプランを作成することが、たいようの目指す“地域に貢献できる温かい介護”の実現につながっています。

所属スタッフや働き方に工夫アリ!『居宅介護支援事業所たいよう』ならではの強みとは?

たいようのサービスの秘密は、他の事業所にはない“たいようならではの強み”に隠されています。所属スタッフや利用者さんとの関わり方など…3つの工夫に注目して秘密を探っていきましょう。

医療・介護・福祉資格を持つケアマネジャーが在籍!あらゆる利用者さんに対応

たいように所属するケアマネジャーは、薬剤師・看護師・社会福祉士・歯科衛生士・介護福祉士とさまざまな資格を持っています。その理由は、あらゆる利用者さんの状態に合わせて事業所内で連携を図るため。実は、代表の三谷さん自身も薬剤師とケアマネジャー、両方の資格を保有しています。異なる資格を持つスタッフがそれぞれの専門知識を生かし、連携することで“利用者さんにとって必要なケアプラン”を実現します。

出典:株式会社フェスレック公式Instagram

たいようで活躍する中村安希子さんは、ケアマネジャーと歯科衛生士の資格を持つスタッフさんです。ケアマネジャーとして仕事をしつつ、たいようの勤務が休みの日を利用して訪問歯科衛生士の仕事もされています。事業所の移転イベントでは、口腔ケア相談を担当されたそう。

他にも、NPO法人の代表を務めながら障害相談員としても活躍するパワフルなスタッフさんもいるのだとか。幅広い分野の知識と豊富な経験を持つスタッフが、たいようのサービスの質を高めているのです。

傾聴・共感を第一に!利用者さんが相談しやすい雰囲気づくりに専念

※イメージです

たいようの利用者さんに対し三谷さんが第一に考えるのは、“傾聴・共感”です。利用者さんが相談しやすい雰囲気づくりに専念し、信頼関係の構築を目指しているのだそう。
担当する利用者さんの中には、5年以上サポートし続けている方も。現在まで良好な関係が続く利用者さんとのエピソードをご紹介します。

三谷さん「旦那さんと死別し、一時は息子さんご夫婦と同居していた利用者さん。ご本人の希望で“自宅に帰りたい”となりましたが、一人で過ごすことに対し息子さんは心配しておられました。そこで、他の介護事業所などと連携し、ご自宅でも安心して過ごせる環境づくりをサポートさせていただきました。息子さんとは気兼ねなくお話しできる関係が続いています」

息子さんの「夜間が不安」という意見に対し、安否確認用の遠隔カメラを設置するなど、安心につながる環境づくりを提案した三谷さん。利用者さんだけでなく、そのご家族も含めた関わりを大切にすることが“信頼関係の構築”には欠かせないのです。

たいようでは、利用者さんの表面的な困りごとだけではなく、その想いの裏に隠されている“本当の困りごとの解決”を心がけているそうです。利用者さん目線で傾聴・共感することはもちろん、利用者さんのご家族にとっても幸せな介護を受けられるよう、公正な立場で関われる事業所を目指しています。

事業所に出勤する必要はなし!ケアマネ業務のために時間を有効活用

※イメージです

スタッフの働き方にもたいようならではの工夫が。

三谷さんの「利用者さんに合ったプランを提供するため、利用者さんや他の事業所と関わるために時間をフル活用してほしい」という想いから、所属スタッフは毎日異なるスケジュールで現場へ訪問しています。朝出勤したら事務所へ顔を出し、退勤時は事務所に戻ってくる…という流れをなくし、より良いケアプラン作成のための時間に充てているのだとか。

また、どのパソコンからでもプラン作成や請求管理ソフトへログインできる環境を整え、時間を効率的に活用できるよう工夫しています。たいようのスタッフは、業務に専念できる働き方のもと、日々利用者さんと向き合っているのです。

三谷代表に聞きました!居宅のケアマネとして活躍するために大切なこと

これから居宅のケアマネジャーを目指す方へのメッセージとして、三谷さんにお話を聞きました。

<代表 三谷洋右さん>

三谷さん「少子高齢化やAI技術が急速に進む中、居宅のケアマネジャーに求められるのは、画一的な対応よりも“利用者さん一人ひとりに寄り添う個別対応能力”だと思います。“自宅で最後まで過ごしたい”そんな方が安心して過ごすためには、居宅のケアマネジャーの力が欠かせません。AIにはできない、人と人との関係だからこそできる関わり方が求められるのです。
利用者さんと最後まで深い関わりを持てるケアマネジャーとして活躍するには、日々の学ぶ姿勢が大切。居宅のケアマネジャーとしてお互い頑張っていきましょう!」

“たいようならではの強み”が温かい介護を実現!

たいようのサービスの秘密は、利用者さん本位の温かい介護を実現するべくさまざまな工夫を取り入れているところ。「利用者さん一人ひとりのために」「公正なケアプランを作成するために」と考える三谷さんの熱い想いが、たいようならではの強みとなって表れています。

利用者さん目線で考えることはもちろん、従業員の満足にも注力しているフェスレック。愛媛エリアで地域医療・介護への貢献を考えている方は、たいようをはじめとするフェスレックの活躍から目が離せませんよ!

【株式会社FESREC】

所在地愛媛県松山市姫原3-7-46-1009
電話089-904-1167
公式サイトhttps://fesrec-japan.com/
公式Instagram@fesrec2013

【有限会社クリフ】

所在地愛媛県松山市樽味4丁目2番33号
電話089-904-1167
公式サイトhttps://cliph.biz/

【居宅介護支援事業所たいよう】

所在地愛媛県松山市片山甲165
電話089-948-8784
公式ブログhttps://ameblo.jp/fesrec-taiyo/

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